以前にPOCKET FUJICA 350のレンズをボディキャップに埋め込んでパンフォーカスで遊んでいたのですが、昔々に450のレンズをL39キャップに付けてヘリコイドアダプターで遊んでいたことを思い出しました。350のレンズは20mm F5.6でパンフォーカスであるとネット記事で読んだことがありますが、分解してみるとビハインドに固定絞りの板がついているだけでした。450はこの板がなくてF4.0でピント調節できるようになっているだけでした。

で、ジャンク箱にもう一台450が転がっていたので、オリジナルのヘリコイドを生かしてボディキャップに付けたままピント調節できる改造に挑戦(大袈裟^^;)してみました。

 

右側が取り出したレンズとヘリコイドです。汚いですね^^; プラボディにゴム系ボンドで接着してありました。左側はカメラの表に見えていたピント調節用のダイヤルです。

 

 

ボディキャップに穴をあけました。ガタガタですね^^; Aliexpressで35円でした。穴は見えなくなる場所ですけどやすりでバリを成形しました。パンフォーカスレンズを取り付けた時にキャップの裏面から訳1.8mm下がったあたりで無限遠にピントが合うことがわかっていましたので、ヘリコイドの前面から1.8mm奥まった位置でマーキングしてヘリコイドそのものをボディキャップの裏に接着しました。

 

 

で、問題は距離計ダイヤルとレンズをどうやって接続するかなのですが、レンズの外径と同じ太さのパイプを切ってボディキャップの厚み+1.8mmの長さになるようにやすり掛けしてレンズとダイヤルを接着するという安易な方法に落ち着きました。

 

 

こんな見た目です。まぁまぁですね。

 

パンフォーカスになる位置の距離ダイヤルにシールを貼っておきましたので、普段はこんな感じで撮影です。

 

最短撮影距離はレンズを繰り出して止まる位置(1.8mm繰り出した位置)で被写体まで20cmぐらいでした。

 

遠景より近距離が得意そうなレンズですね。