これまでUV TOPCORは28mm、35mm、50mm、53mmを使ったことがありましたが、100mmは初めてなので落札してみました。カビありというせいなのか誰も入札しなかったので無競争でした。届いたレンズはかなりきれいで、カビは最後方のレンズの裏側にありました。ヘリコイドはおっけい。絞り羽は開放直前に少しだけ動きがゆっくりになるだけです。マニュアル絞りしか使わないので、これぐらいの粘りなら何の問題もありません。

 

 

いかにも、ここを外せば後玉にアクセスできるよと言いたげなカニ目があります。

で、手で簡単に回せたので外して、ついうっかり裏返しにしたら平らなレンズとワッシャーがポロリ。よく見るとレンズではなく平面ガラス(フィルター?)のようです。これが噂に聞くUV フィルターかと裏のカビを退治してもとに戻そうとしたら、なんだか変です。フィルターの向こうに見える絞り機構全体がカラカラと動いています。カニ目で抑えられていた何かが外れてしまったのでしょうか?このままでは絞り開放専用レンズになってしまいますが、いずれ修理できることもあるかと気を取り直して試写しました。

 

EOSのファインダーを見るだけでもシャープさがわかります。

 

 

 

 

 

さて、このレンズの修理は私の手に負えるのでしょうか?それとも還らぬレンズにしてしまうのでしょうか?