以下のカメラとレンズの日記は以前に書いたことがあったような気もしますが、久しぶりに取り出してレンズを使いましたので、改めて書きます。

キヤノンが初めてリリースしたAF一眼レフはFDマウントのT80でした。その前にフォーカスエイドのAL-1を出していましたが、AFになったのはT80ですね。直後に発売されたミノルタα7000に歯が立たず、T90でお茶を濁しながらEOSの開発に突入したのでしょうね。

 

T80はあまり売れなかったと思いますがバカ売れしたα7000が中古市場でほとんど生き残っていないのに、T80はわりと見かけます。AL-1とT80を何台か揃えて喜んでいたこともありましたが、現在は手元にはT80が一台だけです。久しぶりに電池を入れてみたら、レンズのAFモーターがガチン!という音とともに昇天してしまいました。MFに切り替えてもモーターが固着しているらしくて、ピント合わせできないのでモーターを取り払ってしまいました。

MF時のピント合わせはレンズ先端のギザがあるリングを回します。回しにくいのでフードをねじ込んで、フードを回してピント合わせしようとしたら、フードが鏡胴に当たってレンズが引っ込まない(インフが出ない)ので、仕方なくフィルター枠をねじ込んでリングをつかみやすくして使っています。

 

どう見てもFDマウントですが、電気接点がありますね。この時からCANONはレンズ内モーターでした。また、このレンズには絞りリングがありません。

 

T80はプログラムAE専用機です。プログラムは3種類ほど用意されていてボディから絞りをコントロールします。で、このレンズをアダプター経由でミラーレスに付けると絞り操作ができないと思われるでしょう?でも、FDマウントアダプターにはFDマウントレンズの絞りリングを有効にするためのピンが付いているのです。このピンを操作するリングがアダプターに備わっているので、絞りリングのないレンズでも、適当な大きさに絞りを動かすことができます。

 

まずは開放で。

 

開放だとピントが少し甘いですね。

 

目分量ですが、レンズを覗き込みながらアダプターのリングを回してF5.6あたりまで絞りました。

少しピリッとしますね。

 

 

 

逆光で黒くつぶれたので、+1.7の補正をしましたが、少し補正しすぎたのかもしれません。

 

 

駅の近辺は開かずの踏切だらけです。再開発して高架化か地下化するらしいですけど、かなり先になりそうですね。

 

 

かみさんがサングラスをなくしたので、今回はなくしてもいいようにお安い店に行きました。