冬限定、プレミアムフルーツジャム・コミス(洋梨)を通販サイトで販売開始しました!完熟コミスがとろりと煮崩れたソースのような質感のジャム、口に含むと芳醇な香りでいっぱいになります!
さてコミスについて改めてご紹介すると、コミスは洋梨の品種のひとつで、正式名称はドワイエンヌ・デュ・コミスと言います。あまり馴染みのない品種ですが、かつて大正から昭和の時代に天皇陛下の料理番を務めていた秋山徳蔵氏が、著書の中でその味を絶賛したという洋梨です。
コミスは「滑らかな舌触り・豊かな甘さと爽やかな酸味・鼻孔に残る香気」が特徴の高級品種ですが、栽培方法がとてもデリケートで生産性が低いため、一般にはあまり広がらなかったそうです。でもそんなコミスを35年以上も前に食べたときにその味が忘れられず、会社員から果樹栽培の世界に飛び込んだのが、渋川市・見城農園の見城彰さん。
見城さんは農業未経験、さらにコミスを栽培している人は周りに誰もいない中、本で調べたり育種家の方に話を聞きに行ったりしながら試行錯誤の末、コミスの苗木を植えてから15年経ってようやく(!)コミスを出荷することができたそうです。
それからも独自の栽培技術を研究、コミスの安定した生産ができるようになり、今や高級フルーツ店や星付きレストラン、数々の著名人を顧客に持ち、テレビにも度々登場、全国にたくさんのファンがいる見城さんのコミス栽培技術は右に出る者がいないと言われるほどです。
そんな見城さんの35年の努力の結晶であるコミスを、ご縁あって私たち渋川飯塚ファームがジャムにする機会をいただいて、プレミアムフルーツジャムというカテゴリが誕生したわけなのですが、改めてこうして見城さんのことを振り返ると、とても貴重なものを譲っていただいているんだなぁとしみじみありがたく思いますね。
クリーミーな舌触りが特徴のコミス、煮るとトロッと崩れてソースのような質感のジャムになります。見城さんのコミスの芳醇な香りを引き立たせるため、ほんの少しのスパイスとリキュールをプラス。ー昨年から少しだけレシピを見直して、よりコミス本来の香りが引き立つように仕上げています。
しっかり冷やして食べるのがおすすめのコミスのジャム、ふわふわのパンにたっぷり塗って、シンプルなミルクアイスにたっぷりかけて、チーズにのせておしゃれに食べるもよし。これからの季節は贈り物にもおすすめです。この時期限定のコミス入りプレミアムギフトも販売開始しましたので、ぜひご利用ください!
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