勤務先との契約が終了するのは7月末日だったが、有給休暇の消化のため最終出勤日はその1ヶ月以上前だった。また、残っていた有給休暇には「半日」という端数があったので最終出勤日は午前で勤務終了となるが、私の場合は1時間の早出勤務をしていることからその日は11時で勤務終了だった。
やらなければならないことは前日までに全て終えていたので、最終出勤日はやることが無い…。なんとか頑張って10時頃までパソコンと睨めっこをしてキーボードを叩いて時間を潰し、最後の1時間は最近の仕事で連絡をとっていた10名程度の方達にお礼のメールを書き、それらが11時ちょうどに送信されるようにセットした。そして11時にメールが送信されたことを確認してパソコンの電源をOFFにした。
前日までは11時になったら沢山の人達にお礼のメールを送ろうと考えていたのだが、最終出勤日の朝礼で上司から「11時に私のためセレモニーがある」との報告があったので、そのセレモニーで私が感謝の言葉を(もしかしたら泣きながら?)述べた後で席に戻ってカタカタとキーボードを叩いてメールを送るのも何だか雰囲気を壊してしまうような気がしたので、それは止めることにしていた。
都内にある本社から取締役が来てくれた。宮城に本社がある頃、会社の事務系と現場系を彼と私の二人で管理していた時代もあった。そして彼とは良く遊び、公私ともに本当に世話になった。取締役にまで上り詰める程のキレ者だから仕事に於いては私が彼にアドバイスをしたりする必要は無かったが、プライベートでは色々と話し相手(と言うか、ほぼ聞き役)になってあげたことを彼はとても感謝しているようだった。そして彼の今の奥様も「飲む時のメンバーの中に私が居れば彼が飲むことを快く許してくれる」らしい。そのため証拠として私とのツーショット写真を飲んでいる最中に奥様へ送ることが度々あった。私が退職して福岡への転居後、次に彼と会えるのはいつになるだろう…。