こんにちは、青だんごむしです。
いつも当ブログを観ていただき、ありがとうございます。
今回は、ワイヤレステレビチューナーをインターネットを経由して、自分のスマホからテレビを視聴することができる機器を導入したお話をします。
どのような経緯で今回の話題になったかといいますと、これまで屋外で家のテレビを視聴するために、パナソニック製テレビの便利な機能を使っていました。
青だんごむし家が、リビングに設置しているパナソニック製のテレビは、Wifi接続できるので簡単にネット接続することができます。今ではすっかり当たり前になっている、ネットの動画コンテンツ(YoutubeやHulu等)を観る事ができ、性能の良いテレビ機種については、外部でテレビを視聴できる機能がついてます。
スマートフォン等で観るには、「Panasonic Medhia Access」というアプリが必要で、今までこれを愛用していました。
今年の10月には、マイカーにタブレット端末を設置して、本格的にテレビを観られるようになっていました。今乗っているホンダのアコードHVは、購入した当初からテレビアンテナの精度が良くなくて、特に三重県北部地域ではワンセグ受信すら難しく苦労していました。
ところが、2023年12月1日になって急に観れなくなったんです。
このように、「機器が登録されていません」と表示されるんです。
とりあえず数日様子を見てみるも、状況は変わらずで他の端末で確認しても同じ状態になってしまって、何かあったのかとパナソニックの公式サイトを確認してみると、なんと2014年~2016年に発売されたテレビを対象に外部での視聴サービスが終了すると案内しているではありませんか。
ウチのテレビは、2016年モデルのTH-43DX750という43型の4Kテレビなんですが、やっぱり対象の中に入ってました。
そうなると他の方法でテレビを視聴するしかなくて、最初はWifi機能が搭載されたHDDレコーダーなどを調べていました。でも4万以上と高価なものばかりで手が出せなくて・・・
でも2020年くらいになってから、簡単に家のテレビ番組を、インターネットを経由してスマホやPCで視聴することができる端末が登場しているみたいでした。
価格帯は1~3万円くらいの製品が多いみたいで、価格が違う点でいえはクラウド録画ができたり、チューナーが2つついてたりの違いだけでした。
現状では、テレビさえ観れたらそれでいいので、一番安い製品を購入することにしました。(きちんと他製品と比較をして決めています)
メーカーはピクセラで、ワイヤレス テレビチューナー Xit AirBox life という端末です。
視聴できる機器は、Andoroid端末、Apple端末、パソコンです。
1チューナーで、外付けHDDを接続すれば録画ができるシンプルなモデルです。
他に、テレビアンテナケーブルと分配器を購入しました。
取り付け・設置
これ全て、アマゾンで注文しました。
届いたものが、こちらになります。
テレビチューナー本体と、アンテナケーブル、分配器です。
分配器は、家電量販店で購入したら数千円と高いけど、ネットだったら数百円で購入できますよね。大して品質も変わらないのにねー。っといつも思います。
あとケーブルは届いて分かったのですが、L字コネクタが両端とも同じでショックでした。片方だけでよかったのに。
チューナー端末は、和室に設置することにしました。
アンテナケーブルと、分配器の接続は簡単にできました。
問題はインターネット接続です。
このタイプの製品の場合、ネット接続は主にLANケーブルを使用します。
レコーダーではWifi接続には対応する場合が多いんですが、この商品はおそらく安価な製品のため、接続の安定性を考慮すると、LANケーブルで接続したほうが良いのかもしれませんね。
当家では、テレビを見るためにアンテナ差込口を3箇所(リビング・和室・主寝室)に施工しています。でもネット回線のLAN差込口はロフト階段の下に設けたルーターにしかないんですよね。つまりアンテナを施工した3箇所にはないんです。
普通であれば、「接続できなーい」で、諦めてしまう人も多いと思うんですけど、実は解決方法はあります。
それは、Wifi中継器を使用する方法です。
Wifi中継器とは、親機からWifiを飛ばして離れた場所に届かせるために、中間地点に設置するものですが、Wifi中継器の中にはLANケーブルに接続できる製品もあります。
当家では、3つの中継器を持っています。
上の2つの他に、北側部屋にもうひとつ防犯カメラ用に設置して使っています。
現在発売しているタイプなら、北側部屋にも設置している以下の商品がおすすめです。
3000円もあれば買えちゃいます。
今回は、先日実家から持ち帰ってきた上の写真の左側の製品を、今回は使おうと思います。
電源を入れたら、実家で設定した状態のままなので、設定を変更します。
設定を行うには、パソコンと端末をLANケーブルで直接接続します。
ノートパソコンは、11年前にメーカー直販モデルを購入し使用してます。
当時は32万くらいしてて高かったな。今も高いグレードの物は40万しますよね。
パソコンから端末に直接接続して、中継端末から親機ルーターに接続するように設定します。
設定が終わったら、パソコンに刺さっているLANケーブルをテレビチューナー端末のほうに差し替えて完了です。
ケーブル接続は、こんな感じですね。
アンテナケーブルも0.5mのものにしたので、ゴチャゴチャしてなくて良い感じです。
テレビの設定と視聴
テレビの設定には、まずスマートフォンでアプリをダウンロードします。
青だんごむしはGoogle Playからダウンロードしました。
アプリをインストールして、アプリを開いたらまず最初にチューナーを探して設定する作業を行います。
規約承諾画面が出るので、下までスクロールして「同意」ボタンを押します。
チューナーの電源とケーブルが接続されているか確認して、次に進みます。
「チューナーをさがします」の表示が出たあとに、機器がみつかればこのような画面になります。
該当の機器を押すことで、次に進みます。
勝手にチャンネルスキャンが始まり、スキャンが終了するとこの画面が出ます。
同じチャンネルの複数あるものは、1つだけ自動的に選んでくれます。
最後に、動作履歴送信を許可するか聞かれるので、ON/OFFを選んで「視聴」ボタンを押して完了です。
どのチャンネルを視聴したのか、統計をとるために情報が外部に送信されてしまうようです。
この簡単な設定だけで、5秒くらいでテレビが観れるようになりました。
撮影場所が違いますが、こんな感じで見れます。
画質の設定は、高画質と標準と低画質の3つがあります。
青だんごむし家では、Wifi中継器を使って接続してますが、自宅で観る分には高画質モードで視聴しても途切れることはありませんでした。
車内で視聴する10型タブレット端末は、SIMカードを入れて単独でインターネットに接続することができます。青だんごむしは、mineoのソフトバンクSIMを入れて使用しています。
20GBのデータプランで契約しているので、回線速度制限モードにすると、最大1.5Mbpsで通信できます。
この速度制限で使用した場合、低画質モードであれば画質はかなり粗いですがスムーズ視聴できました。
タブレットが10インチと大きい画面なので、文字が粗いのは仕方が無いことです。6型スマホだとそんなに粗いと感じませんけどね。
しかしながら低画質でも、音質はしっかりしているので聞き取りにくいことはないです。むしろパナソニックの場合が、低画質だった時、音質も酷かったと記憶してます。
あと番組表は、画質に関係なく綺麗に確認できます。
ちなみに標準モードにすると、止まる回数が多いので実用的ではありません。もちろん速度制限を解除すると標準モードでも時々止まりますが快適に観られことを確認しています。
画質による通信速度ですが、独自で調べた限りですと
高画質:10~15Mbps
標準:4~5Mbps
低画質:1.2Mbps
このくらいの通信速度がないと、快適に観られないようです。
最後に注意点を
今回購入した端末ですが、基本的に1端末につき同時接続は1台までしかできないので、複数台でテレビを視聴したいならワイヤレスチューナーを複数台用意する必要があります。
これはどこかの会社が、そういう取り決めをされているようで、高額な端末でも1台しか観れないようになっています。
Webサイト紹介したかったけど見つからない・・・
だからこそ当家でも、分配器を3口タイプにしており、今後もう一台別メーカーでチューナーを設置する予定もあります。
外付けHDDを接続すれば録画もできるので、一人でチューナー1台を使用する環境であれば、テレビのない部屋でタブレット端末をテレビ代わりにしたほうが、新築の複数のお部屋にチューナーは必要ないのではないかと思います。
あと2週間ほどこのチューナーを車で使っていて分かりましたが、山間部など電波が途切れやすい場所で使用した場合、一度接続が切れたらアプリを再起動するまで視聴できない仕組みになっていました。とてもメンドクサイです。
パナソニックの場合は、自動で再接続してくれていたので、楽だったんですけど。他のYoutubeやAmema動画等も自動で接続しなおしてくれますし。
今後この記事ですが、もっと細かく書いたものを新ブログのほうでも公開したいなと検討中です。更にお役にたってもらえそうな情報が書ける気がするので、また時期がきたらこっそり追記したいと思います。
新ブログで、色々とレビュー記事書いたら、他から案件がこないかな(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。