こんばんは、青だんごむしです。

いつも当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

最近になって、当ブログ及び新ブログのほうで「せやま基準」関連の記事を、沢山の方々に読んでもらえている傾向で、イシンホームという住宅会社は何なのか、興味を持たれている方は多いのではないでしょうか。

 

今回は「せやま基準」が、イシンホームの標準仕様と似ている理由についてお伝えしていきます。

この記事を観ていただくことで、せやま基準とイシンホームの関連性がハッキリと分かります。

 

 

  瀬山さんがお勤めされていた中堅ハウスメーカー

 

 

せやま基準を考案された方は、Youtubeのせやま大学で住宅購入にまつわる情報配信をされている、瀬山彰さんです。

 

過去に何度も他の記事でお伝えしていますが、瀬山さんが過去にお勤めされていたハウスメーカーは、イシンホームという住宅会社です。正確にはイシン住宅研究所になります。

(根拠は、検索エンジンで「イシンホーム 瀬山」と入力すれば、当ブログ以外でそれを証明する記事がヒットします)

 

イシン住宅研究所は、岡山県津山市に本社があり、瀬山さんは2013年~2019年まで直営の大阪支店で勤務、そのうち4年間は支店長という役職で在籍されていました。

 

詳しくは下の記事で解説しています。

 

 

 

 

  せやま基準の考案

 

 

せやま基準は、ちょうど良い塩梅の仕様として11の性能基準と77の仕様項目を挙げて基準を作られています。

 

結構細かいところまで項目を提示しているように見えますが、実際には自分が勤務していたイシンホームの標準仕様を参考に「せやま基準」を作られているのが実情です。

 

「イシンホーム」というハウスメーカーを知らない方々にとっては、ここで騙されます

 

 

イシンホームでは、2017年6月にYoutubeで「イシンホームの標準仕様と大手ハウスメーカーの仕様を比較」した面白い紹介動画を投稿しています。大手ハウスメーカーと比較していますが、「選りすぐりの世界一建材を標準でたくさん装備」という謳い文句で作成されているみたいです。

 

瀬山さんが支店長として在籍中に作成された動画なので、ご本人もきっと一度は視聴されていることでしょう。

 

実際の動画(6分23秒)を紹介しますので、是非ご確認してみてください。

 

 

 

動画を観てると分かるように、2017年以前から樹脂サッシや第一種の換気システムが標準仕様であり、照明やカーテン等も最初から装備されています。

 

換気システムに「エコアイ換気」という名前が使用されていますが、正式な製品名はマーベックスの澄家です。動画内のイメージ図でもお分かりいただけると思います。

 

 

沢山の、コスパが良い建材を標準仕様としている「イシンホーム」に瀬山さんがお勤めされていたことで、「せやま基準」もこれをベースにオプション費用が発生しない仕様で基準を作られています。

 

動画では、標準仕様を謳う建材がたくさん登場しているので、77項目の基準があっても特別凄いと思うことではないとおもいます。

 

それでオプション費用が発生しない住宅を、本体価格税抜き2000万円で考案しています。

 

瀬山さんにとって、「ちょうど良い塩梅の仕様」は都合の良いキーワードなのです。

 

 

せやま印で商品化している「せやまどり」の間取りも、実はイシンホームの間取りを参考にして作成されているのではないかと予想しています。

 

 

  2020年イシンホームの建物本体の価格帯

 

当家は2020年にイシンホームFCで契約しましたが、建物本体価格は平屋で28坪1900万円(坪単価68万円)くらいです。総2階建てであれば余裕で30坪1800万円くらいで建てられる計算です。まさに、ちょうど良い塩梅の仕様と価格です。

 

ただ、2020年当時のイシンホームは、標準の断熱性能が劣っていました。これを瀬山さんが、断熱気密性能をグレードアップして、ちょうど2000万円の価格設定にされたものと予想します。

 

他のイシンホームを紹介しているサイトでも、2020年以前の建物本体の坪単価は、40万~60万となっているため、当時の住宅としては高コスパな家づくりをできる住宅会社と言えます。

 

 

現在のイシンホームは、ウッドショックをはじめ、建材の物価高、断熱性能が更に向上したりしているため、以前よりも価格が上昇しているのは確かです。

 

でも、イシンホームでしか設置することができない設備も多いので魅力のある住宅会社です。

・換気システムの澄家

・太陽光パネルのマキシオン

・オール樹脂サッシ

・屋根材のガルバニウム鋼板

・照明&カーテンが標準装備

 

 

イシンホームは、フランチャイズ方式の運営なので北海道と青森を除く全国に店舗があります。


せやま印工務店のように、建築会社を非公開にしているわけではないので、訪問前に安心して住宅会社の下調べが出来ます。

 

 

 

イシンホームが提供する建材は、コスパがとても良いのですが、やはり建築会社によっては施工技術で仕上がりが変わってきます。瀬山さんもそこが一番気に入らなくて、イシンホームを退いたものと考えます。

 

瀬山さんとしては、イシンホームと同等の建材&価格で、施工技術の高い住宅会社を選定することが、せやま印工務店プロジェクトの理想ではないでしょうか。

 

 

  イシンホームの由来

 

最後にイシンホームを紹介して終わりたいと思います。

イシンホーム公式チャンネルでの紹介動画は、2015年~2017年くらいに投稿された動画が、一番住宅会社を知ってもらうのに適した内容となっています。

 

 

イシンホームの始まりについては、この動画(7分38秒)で知ってもらうことができます。

動画は2015年10月に公開されていますが、ご興味があれば一度ご覧になってみてください。

 

 

一般的に皆さんが、住宅会社や大手ハウスメーカーを訪問してアンケートを書いた時に貰う冊子は、住宅会社のパンフレットを渡されると思いますが、イシンホームの場合は分厚いお勉強冊子がプレゼントされます。

 

これはあらかじめ施主に、プレゼントした複数の本で家づくりの勉強してもらってから、打ち合わせを行う方式をとっています。

 

それを瀬山さんは、この方式を真似して冊子ではなく、インターネット活用したグッシンWebやYoutubeの動画配信してオリジナル勉強会を開いているのです。

 

 

2013年に商品化された「ローン0円住宅」は、確かにリース払いが終わったあとの10年間は売電金額の相殺でローン支払い0円になる夢のあるプランだと思います。

 

売電単価の低くなった2023年は、もうこの手法は通用しませんが、変わりに「電気代0円住宅」が商品化されています。短期的でみると、実質的に赤字ですが夢のある住宅商品です。

 

 

イシンホームのこと、ちょっとはご理解いただけたでしょうか。


これからせやま印工務店で家づくりを検討されている方々に、瀬山さんの経歴実績を参考していただければと思います。

 

以上となります。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。