こんばんは、青だんごむしです。

 

 

2016年の秋に近くのヤマダ電機で、税込み35,000円(ネット価格で交渉)で購入したパナソニック製の除湿洗濯乾燥機。

当時はアパートで、梅雨時期の部屋の除湿目的と冬場の洗濯物干しのために購入しました。

 

この除湿機は、2020年11月の新居に移り住んだあとは、高性能エアコンの除湿機能や換気システムのおかげで使用する機会が減ってしまいました。

 

しかし全く使っていないわけではなく、ぬいぐるみやベッドの敷きカバーなどの大きなものを短時間で乾かしたいときに稼動してもらっています。

 

 

そして今年の4月21日の17時頃に、メーカーから「製品内部の除湿ローター付近から発火する可能性がある事が原因でリコールを行うとCLUB Panasonic事務局経由でEメールが届いたのです。

 

 


 

 

こちらの表を見ていただきたいのですが、2014年~2021年までに販売された製品の全てがリコール対象になっています。

 

リコール対象品が160万台あるとのことなので、相当な台数です。

 

 

メーカーサイトで発表されている機種一覧

 

青だんごむし家が所有している除湿機は、2015年~に発売されたハイブリッド式120タイプの「F-YC-120HMX」です。

 

 

 

リコールの情報の最新口コミを確認するには、価格コムが一番です。

 

口コミでリコール情報を確認すると、代替品になるものが2022年5月発売の最新モデル(F-YHVX120)であることが分かりました。新型と交換してもらえるのなら、とてもラッキーなのでリコール申請をWebで行うことに。

 

リコール対象製品の代替品申請には、次の3つの方法で行えます。

 

・Webで申請

・Lineで申請

・電話で申請

 

公式サイトでの発表は4月20日でしたが、Eメールが届いたのは21日でした。そして申請を4月23日に行いました。

 

 

価格コム掲示板の口コミでは、20日に申請した方々が1週間程度で代替品が届いたと書き込みがありましたので、1ヶ月程度で届くのかなぁと思っていたのですが、実際には6月15日に届きました。

 

 

申請が2、3日遅れただけで2ヶ月くらい掛かることになるので、これから申請すると何ヶ月待たされることやら・・・

 

 

お詫び文の紙材質が、和紙っぽいので何だか誠実さが感じられます(笑)

 

 

 

旧製品と新製品と何が違うのか比較してみました。

 

さっそく新しい製品をダンボールから取り出して、旧製品と並べてみました。

 

外観については、新製品のほうが真っ白で自分的には好みです。

 

 

 

真上からみたものですが、2枚ルーバーが気になります。

メニュー項目も少し追加されているので、有効活用できそう。

 

 

 

後部は、ルーバーが閉じた状態でも新製品のほうが吹き出し口が広くなっています。

 

 

 

代替品の製造年式は2023年でした。ロットは、20万1千番台です。

 

 

代替品は中国で生産されているみたいです。

 

 

説明書の表紙(左側:2016年発売 右側:2022年発売)

 

説明書に記載された仕様

 

 

仕様表を見てみる限り、本体の基本性能(除湿性能)は一緒のようです。

モードによっては、若干消費電力に違いがありますが気になる程ではありません。

 

唯一違うところは、外観デザインがスタイリッシュになったのと、ルーバーが2枚になっていること、イオン発生器のナノイーがナノイーXにパワーアップしていることでしょうか。

 

 

きちんと、試運転も試してみました。

 

 

動作は良好ですが、湿度計センサーに誤差はないみたいで良かったです。旧モデルは誤差ありまくりでしたから。

 

 

ナノイーXについて調べてみた

 

従来のナノイーは、ニオイや空気の環境を綺麗にすることを目的にしていましたが、ナノイーXは更にニオイに特化して強力な臭いを分解軽減することを目的としています。

 

 

このナノイーXにはグレードがあるようで、除湿機については2021年度モデルは4.8兆個の発生に対して2022年モデルは48兆のイオンを発生してくれます。イオンOHラジカルの数が多いほど、消臭時間が短くなります。

 

ただ、目に見えないので確かめにくいですが。

 

 

そういえば当家では2018年にパナソニックの冷蔵庫を購入していますが、ナノイーXが搭載されています。でも臭いがすぐ無くならないんだよねー(笑)

 

原因を探るため、ちょっとナノイーXの開発時期について調べてみました。

 

 

発生数をいうと、2016年に初期ナノイーX(4.8兆)が登場し、2019年に9.6兆にパワーアップし、2021年に48兆まで到達しています。

 

ということは、冷蔵庫は初期ナノイーXが搭載されていると思われ、脱臭能力としてはイマイチというのも納得できます。

 

 

除湿機というより脱臭機として・・・

 

現状では毎日使う予定はないのだけど、強力な消臭機能があるのなら、梅雨時期はこの除湿機を使用するのもアリかもしれないですね。

去年設置した、日立エアコンにもイオン発生器は搭載されているけど、おまけ程度ですからね。

 

 

お得を悪用する輩もいるはず

 

さて、現在パナソニック製の除湿機がリコールされているわけですが、もちろんこんなことを企んでいる方も居るはずです。

 

中古品や故障品をかき集めて代替品と取り替え転売でしっかり儲かるビジネス。

 

 

リコール申請には特別な会員登録は必要なくて、普通に申請を行えば代替品が送られてくるので審査は緩々です。ただし、複数台を申請するときは電話が必要ですけど。

 

 

Yahooオークションをみてもらうと分かりますが、リコール発表される4月20日の午前中までに落札された7年以上前の中古商品の相場は15,000円~20,000円くらいでした。

 

それが20日の夕方以降の落札相場は、40,000円~50,000円と2倍以上に跳ね上がりです。

 

 

3600円で手放した人、涙目でしょうね・・・

 

 

更に現在はリコール用の代替品を生産するために、メーカーが新規の販売を中断していることもあってネット販売の各店舗には在庫がありません。実店舗でも在庫数が少ないことから、まさにプレミアム価格になっています。

 

プレミアム価格:ネット通販で73,000円くらい

 

 

でもですね、今月くらいからいつ届くか分からない状況になっていることで、中古の相場も落ち着いてきているようです。160万リコールですから。

 

今から参戦するには、既に遅しかもしれないですね。

 

 

 

2016年に35,000円で買って、7年後に新製品の新品がタダで貰えるラッキーな経験談でした。

もちろん1年の製品保証付です!

 

あと本日、旧製品を梱包してヤマト急便に持っていこうと思いますが、梱包マニュアルもしっかりしていて安心です。さすが天下のパナソニック。

 

 

 

リコール品を梱包した状態

 

これから届く予定の方に助言しておきますが、製品を入れるポリ袋(ビニール袋)は、折られた返送用ダンボールの中に入っていました。(代替品のダンボール表面に貼られた、伝票やマニュアル等が入っている袋と一緒に入っていません)

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。