こんにちは、青だんごむしです。

 

 

最近よく、建築系のYoutubeチャンネルを観ておりまして、その中で静岡県に会社がある平松建築さんの「職人社長の家づくり工務店」の動画が面白くて、よくお勉強させてもらっています。

 

それで昨日投稿された動画では、私が現在取り上げている太陽光発電の事についてお話されていたんですけど、内容はとても分かりやすくて良かったのに、勘違いされておられるのか、ある記述・発言が間違っていてとても残念に思います。それを今回ご紹介します。

 

 

 

こちらの動画になるのですが、4分30秒あたりから再生される「メーカー別太陽光の解説」で比較しているメーカーに疑問を持ちました。

 

6メーカーの太陽光パネルを比較されているのですが、その中にSIソーラーと東芝が入っているんです。

 

 

何がおかしいのかというと、SIソーラーはイシンホームの子会社で太陽光パネルメーカーではないのです。

太陽光パネルや蓄電池等を卸して販売しているメーカーなのです。

 

イシンホームの住宅で太陽光パネルを設置するときは、100% SIソーラーからマキシオンの製品が供給されています。

 

もう一つ、東芝も比較に入っていますが、東芝は2021年春で太陽光発電の事業から撤退しているのです。実際にはつい先日正式に住宅用パネルに限り撤退するニュースがありました。東芝は元々サンパワーのパネルをOEM品として輸入し、東芝ブランドとして販売されていました。

 

 

そして実はこの2つのメーカー、どちらもパネルメーカーは米国製のマキシオン(旧サンパワー)なのです。

 

2021年10月にサンパワーからマキシオンにメーカー名が変更になった関係で、品番が少し違っています。

400W:SPR-MAX3-400

360W:SPR-X22-360

見て分かるように、同じメーカーだから最初のSPRのところは同じです。

 

表を見る限りですと、SIソーラーのほうが最新の400Wのパネルで、東芝が360Wのモデルになっています。

 

おそらく、製品保証・出力保証・施工保証のところで比較されたかったのかなと予想しています。

 

つまり太陽光メーカーは、SIソーラーではなく、マキシオン が正解です。

 

 

とはいえ、比較の解説でマキシオンのパネルをNo1としてオススメされているのに、メーカー名が違うという重大な勘違い

 

動画タイトルが「【神回】全ての太陽光発電で悩んでる方必見!あなたが騙されないように・・・」なので、視聴者さんに誤解を与えないよう、一度動画を作り直されたほうが良いのではないかと私は思います。

 

もしこの先、東芝の製品を採用したいなと思った視聴者さんが、実はもう販売していませんという事実を知ったら、この動画に騙されてしまったとみられてしまいますからね。でもまだ大手は在庫が残ってそうだから大丈夫なのかな。

 

 

あと青だんごむし家では、マキシオンの360Wパネルを設置しています。出力保証の期間は違いますが400Wも360Wのどちらも1年の出力劣化率が0.2%なので、30年後の発電量に対して差はないのかなと思っています。



2月18日追記

該当動画のコメント欄から、問い合わせしましたところ、お返事がありましたのでご紹介します。

・東芝が販売終了している件

・メーカー名が違う件

東芝については、終了していることを認められました。

メーカー名が違う件は、仕入先がSIソーラーなのでこの記載にされたそうです。ただ、「40年保証のメーカーはマキシオンしかないので、皆さん分かるでしょう」という回答には耳を疑いました。太陽光の勉強されていない初心者さんには分からないやろ

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。