こんにちは・こんばんは、青だんごむしです。

いつもご訪問ありがとうございます。

 

 

皆さん、他人の太陽光発電量を確認される目的って何でしょうか?

人それぞれだと思うんですが、人によっては何となく見ている方も居られるんじゃないでしょうか?

そんな方に、今回は毎月公開している太陽光発電の記事について見どころをご紹介します。

 

この記事で分かることは次の4つです。

 

1.太陽光発電の環境

2.太陽光発電量に対して設備投資の損得

3.日々の発電量と売電量・消費量等の推移

4.実際の電力会社の請求額と買取会社の売電額

 

一つずつご説明します。

 

 

 1.太陽光発電の環境

 

太陽光パネルメーカーとパネル積載量、パワーコンディショナーのメーカーと容量が分かります。売電単価は2020年に契約しましたので、1kWあたり21円で買取してもらえます。

 

蓄電池は自動車メーカーのテスラ製で、日本に設置されている住宅の中では大容量の部類になります。また、蓄電池は200V対応の全負荷タイプです。分電盤をまるごとバックアップできるので、台風などで停電が発生しても普段通りの生活が出来ます。

 

生活スタイルを簡単に解説すると、

太陽光発電で得た電気は日中は自家消費、余った分は蓄電池へ充電し、蓄電池が満タンになったら売電します。夜間は蓄電池に蓄えた電気を使用しています。

 

太陽光発電設備&蓄電池は10年間のリースで契約しています。(10年で406.8万円)

太陽光設備のリースは本体のみになるので、設置費は別で掛かります。1kW=5万円

 

太陽光パネル設置費は住宅ローンの中に含まれていますが、関連しているのでリース代と一緒に計算しています。

蓄電池の設置費は本体とセットになっていました。でも土台は別で30万円くらい掛かります。これも建物の一部として住宅ローンに含まれました。

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2.太陽光発電量に対して設備投資の損得

 

ここでは、太陽光で発電した月の電気量に対し、売電量と自家消費量、買電量を確認できます。

売電量は1kW=21円で計算し、買電量は再エネ賦課金も入れて1kW=30円で計算しています。

自家消費額は、売電するはずの電気を消費しているので21円で計算しています。

 

自家消費優先で電気を使っているので、買電はほとんどありません。

 

 

損得の計算方法ですが、普通は発電量で計算します。

 

相手によっては、売電量で比較される場合もありますがこれは違います

(ただし全量売電であれば話は別です)

高い売電金額で契約された2015年位までのご家庭は全量売電での契約が多いです。

 

 

それはどうしてか?

 

太陽光を設置されているご家庭は、大体が余剰電力で契約しています。

(10kW未満で契約されているご家庭は余剰売電になります)

 

余剰契約する場合、日中は太陽光発電で得られた電気を家で消費します。

余った分は売電していますよね。

 

元をとれているかを計算するときは、家で使った自家消費分の電気と売電した電気を合わせるのが正解です。

 

太陽光発電量=自家消費量+売電量

昼間に自家消費している電気はタダではありません

売電するはずの電気を使用しています。

 

それに太陽光で得た電気を蓄電池に蓄電した場合を考えてみてください。

売電するはずの電気を蓄電池に充電したら、当然売電額が減ります。

 

更に将来の電気自動車に充電したら売電量はどうなりますか??

この状態で売電額からの損得を計算すると10年では元がとれない状態になります。


 

 

ちなみに売電量だけで計算して、設備費の元が取れている状態であれば、そのお宅は大幅に利益が出ていることになります。

 

ここでハッキリ言っておきますが、太陽光発電で儲かるのは2011年~2016年までに、20年の全量売電契約された住宅だけです。その次に儲かるのが2016年~2019年に20年の余剰売電契約された住宅になります。

 

 

 3.日々の発電量と売電量・消費量等の推移

 

1日の最大発電量・最低発電量などが分かります。

発電量の上下を見ることで、天気が快晴の日、雨が降った日、曇りの日の大体の発電量を確認できます。

 

これから太陽光発電で自給自足を検討されている方は、この表を観て1日にどれくらいの電力消費であれば買電しなくても済むのか検証していく必要があります。

 

5月分 日割別発電量等

 

5月分 日割別発電量(棒グラフ)

※自家消費(昼間10%+蓄電池充電12%)、売電78%
 
1ヶ月のグラフでは、日中消費した電気が10%、蓄電池に充電した電気が12%、売電した電気が78%と出ました。
 
細かい話ですが・・・・・
2020年から始まった10kW以上の20年売電契約する場合は、条件の1つである30%以上の自家消費が必要ですが、これでは達成できません(22%)。
 
そんな状況で、もし20年契約するとパワコン容量も増えますので当然発電量も上がります。
そうなると、自家消費30%は到底到達できません。
もちろんパネル積載量も増やせるけど、増やすほど自家消費30%には届かなくなります。
 
こんなことから、2020年以降の住宅では、20年売電契約は難しいのが現状です。

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4.実際の電力会社の請求額と買取会社の売電額

 

上記の情報と計測期間が違うので結果が相違しませんが、大体の売電金額と電力会社からの請求額を確認できます。

 

1ヶ月あたり、家で使う総電力が350kW以内であれば、13.5kWの蓄電池ありで電気料金をほぼゼロにできます。

 

使用量が1kWであれば、燃料調整費も再エネ賦課金も大きく変化することがないので、電気代が値上がりするニュースを気にする必要がなくなります。

 

 

10年後はリース代の支払がなくなりますので、買電契約が変わっていなければ光熱費はほぼゼロで売電収入数千円が得られる予定です。

 

当方が設置している太陽光パネルは劣化率が年0.2%なので、10年後も98%発電量を維持できます。

更に13.5kWの蓄電池も10年で70%の蓄電容量を保証しているので、9.45kWの蓄電が維持できます。

 

5月分 再エネ受給電力量明細書

 

5月分 電気料金請求書

 

いかがでしたか?

これから太陽光発電+蓄電池を検討されている方には是非見ていただきたいです。

特にイシンホームで自給自足プランを検討されている方には、見ごたえある記事であると思います。

 

 

最後に・・・・・

 

私も他人の太陽光発電の記事を観させて頂いて、自分のところの太陽光発電量と比較を行っています。

その中で主に確認している事が、発電量・売電量・自家消費量・買電量(kW)です。

 

色々な方のブログを観ている時、とても良いデータを公開しているのに、肝心な情報が載っていない時があったりします。そんな時はコメントしてお尋ねする事もあります。

 

それに対して発電・売電記事を観ていて、あまり参考にならないなぁと思うものもあります。

それは、売電金額しか載っていないもの。それと太陽光パネルの積載量が書いていないもの。

参考にならない理由は、観ている方の手持ちデータと比較が出来ないからです。

ただ相手の目的が備忘録であれば、何も言えませんけども。

 

これから発電記事で、「観ていただく方に参考になっていただきたい」と思う方は、最低でも太陽光パネル積載量、発電量、あとは地域が載っていれば、これから太陽光発電を検討されている方のお役に立てるのではないかと私は思います。

 

 

ここまで観ていただきありがとうございました。