こんにちは、今回は電気プランについてお話していこうと思います。
皆さんはどんな電気プランを採用していますか?
最近は色々な電力会社から新しいプランが出ており、生活のニーズに合わせて契約されていると思います。深夜料金が安いプランや最近話題の基本料が0円のプラン。
大体の契約されるプラン一覧
太陽光無し・蓄電池無し
従量電灯プラン
アパートや太陽光設備・蓄電池のないお宅が契約されている。3段階の電力量によって電気単価が変わるタイプ。多く買電使用するほど高い電気料金になる。
太陽光有り・蓄電池無し
深夜電力プラン(スマートライフプラン)
朝~夕方は電気が高く、深夜時間帯に安くなる。
電力単価の高い日中は太陽光発電した電気を使用し、発電できない夜間は安い電気を使う形です。よく深夜時間帯にエコキュート給湯や洗濯機を回すお宅が多いですね。
太陽光有り・蓄電池有り
深夜電力プラン(スマートライフプラン)
朝~夕方は電気が高く、深夜時間帯に安くなるので、深夜時間帯に蓄電池へ安い電気を蓄電し、電気料金の高い日中に蓄電気を使用している。
基本料金0円プラン
基本料金は0円ですが電気単価が他社より少し割高なので、太陽光発電した電気だけで自家消費できる買電の少ない家庭であればお得。発電した電気を蓄電池に貯めて夜間に使用する形。
青だんごむし家のプラン
ウチは太陽光有り・蓄電池有りなので、基本料金0円プランを選びました。
(東京電力TEPCO ゼロからでんきソーラー・デンチ割プラン)
☆深夜電力プランを選ばず基本料金0円を選んだ理由☆
・完全自家消費で電力料金0円を目指したかった。
皆さんの理想はコレではないですか!? 最初、知識が乏しかった時に太陽光発電だけで電力会社から電気を買わなくてもいけるんじゃない? って思った人も少なくないのではないでしょうか。でも実際は夜間は発電しないので蓄電池がないと絶対に無理だったりします。
・スマートライフプランにすると基本料金が掛かる。
基本料金は契約容量によって決まります。ウチではブレーカーの容量が15kVAなので中部電力の契約だと2917円掛かることになります。あまり電気使用がなくても最低2917円の支払いが必要になるので割高に見えました。
・再エネ賦課金の負担をしたくなかった。
正式には「再生可能エネルギー発電促進賦課金」というもので、太陽光設備で固定売電しているお宅や発電施設へ売電支払いする為のお金を全世帯に負担してもらう!というものです。
年々負担する単価が上がっており、これからも上がっていくと言われています。
2021年はkW単価が3.36円です。電力会社から毎月1000kW買電したら1000kW x 3.36 で3360円を負担することになります。高いよね。冬場は買電が多くなるので更に負担が増えて大変だよな。
直近4ヶ月の請求書から見たプラン実績
太陽光設備は12.96kWの容量のパネルを屋根に設置しています。
蓄電池は13.5kWの容量のものを使用しています。
年月 電気料金
2021年10月 52円
2021年09月 673円
2021年08月 668円
2021年07月 90円
電気使用量が多くても30kW位なので、再エネ賦課金負担も100円程度で収まっています。一瞬お得そうにみえるのですが・・・
まとめ
私は太陽光発電と蓄電池を設置し、基本料金0円のプランを選びました。電気料金が少なくて一見お得に見えますが、実際はそんなことありません。同じ設備で深夜電力プランを契約したとしてもあまり差はないです。というのは・・・
今現状では、基本料金0円で契約した場合
太陽光発電した電気を自家消費する分、電力料金の支払は減りますが、売電するはずの電気を消費するので売電金額が減ります。
深夜電力プランで契約した場合
割安時間帯の夜間に集中的に消費、蓄電池に充電して日中に使用しますが、日中発電した電気をほとんど売電しても、電力料金の支払が増え、売電金額も増えます。
どっちもどっちですよね・・・ 結局は皆様の考え方次第です。
大きく差が出てくるのは固定売電が終了した10年後だと思っています。
10年後もこの契約プランでいけたら、自分はお得だと思っています。
観て頂きありがとうございました。
少しでも今後の電気プランの参考になれば幸いです。