ソーラーアークとセカンダリーでは太陽の度数が

同じになります。では両者の違いはなにか?

…というと動きの遅い天体も見れるということが

1つ挙げられると思います。

 

セカンダリーは”一日一年法”と呼ばれるもので、

動きの遅い天体は殆ど動きがありません。

(40歳の時を調べる場合、出生日から40日後の

トランジットを見ることになるのですが、

40日では動きの遅い天体は殆ど変化がありません)

…ということから主に太陽と月、

あとは個人天体までしか見ることができません。

 

主に内面のリズムを見ることに

適しているとされています。

中でも”セカンダリーの月”は割と聞くことも

多いかと思いますが、

月のハウスで自分の中の動きを見るようなこと

などにも用いられたりします。



 

ソーラーアークは”太陽弧”と表記される通り、

太陽が動いた度数と同じ分、全部の天体が動きます。

(太陽が40度動いたら全部の天体が40度動く)

なのでネイタルとアスペクトは変わりませんが、

ネイタルの天体にソーラーアークの天体が

コンジャンクションする時などは

意味を持つとされています。

 

ソーラーアークの天体がネイタルの天体に

影響を与えるといわれています。

これはカルディアンオーダーは通用しないので

ソーラーアークの太陽がネイタル土星に

影響を与える、といったことも起こり得ます。

 

”何歳の時にどういったことが起こるか”

といったことが、比較的わかりやすいように思います。(個人の主観になるかもしれませんが…)

 

ソーラーアークではMCやASCも同様に動かし、

それを見ことができます。

 

ソーラーアークMCやASCが

なにかの天体を通り過ぎていた場合は

その年になにがあったか。

これから合になるのであれば、それが何年後か

どの天体か…というのを見ておくと

仕事や自分自身にどういった変化があるのかという

参考になると思います。

 

天体の配置によっては跨がないアングルも

出てくるとは思いますが

どのアングルを どの天体が跨ぎそうだな、

というのを見てみるのも

なにかの参考になると思います。