「虐殺はなぜ起きたか」 小倉貞男 | お稲荷さん一個

お稲荷さん一個

と 言ったところで あれやこれや
思うにそんなこんなで、やっぱり きっと何となく。
だけれども、もしかしたら、あれかなって事でも無くて、それなりみたいでした。

1975年に成立した、カンボジアのポル・ポト政権。崩壊までの1362日間に、少なくとも120万人の自国民(クメール人)を抹殺しました。
そんなカンボジアを取材して来た、新聞記者の著作です。
なぜゆえに、国家が崩壊してしまう様な政策を、当時の政権は推し進めたのやら? この本を読んでも、なんだかモヤモヤして判りませんでした。
ともかく、誰もが強制収容所送り。すなわち、死刑宣告。
またほぼ、国としての機能を果たさない鎖国状態の謎の国内、僅かに50年にも満たない昔の出来事なんだよね。


実際に監視役等に使われたのは、当時10代の子ども達だったとか。
恐らく、理由もわからず利用された世代は現在 過去を振り返るのかなぁ?