「コルディッツ大脱走」 パトリック・リード | お稲荷さん一個

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と 言ったところで あれやこれや
思うにそんなこんなで、やっぱり きっと何となく。
だけれども、もしかしたら、あれかなって事でも無くて、それなりみたいでした。

第二次世界大戦中、ドイツ国内に実在した 古城を利用した、コルディッツ将校捕虜収容所。
イギリス軍将校の彼が、様々な方法を駆使しスイスまで脱走した実話で御座います。
何となく映画「大脱走」の世界?と、思いきや こちらは結構、地味な進行。
まあ、実際はそうだわなぁ 
収容所内での生活は将校ゆえか 外出の自由こそ無いけれども 結構まともな扱い受けて居ます。 
とは言え、やはり脱出したい彼等、様々な工夫を重ね逃げ出して行く過程を明かしています。


ただ収容所から脱出すれば良しってもんでなくて、安全なスイス国内までの過程も考え、ちゃんと準備して脱出しなくちゃ作戦は成功しないんですわね。