5年前、池新田地区において一部の産廃推進者は推進組織をつくり誘致の実現をめざしましたが、その一環として誘致は地域の要望であるという御旗を得ようと公民館や町内会を巻き込み「池新田地区推進協議会」を組織し、推進者名簿を作成しました。名簿作成に当たっては各地区の町内会長から受け取った名簿を公民館事務員が取りまとめたとのことですが、町内会長のまとめた名簿には本人の承諾なく掲載されたものが多数あり、産廃誘致が新聞記事になり問題化すると、無断で掲載されたことが問題となりました。被害者は「産廃推進者」と見られることとなり、これを看過できない問題として推進組織の代表者といえる2名を私文書偽造行使として刑事告発しました。これに対し代表者2名は告発されたことが新聞報道され名誉が棄損されたとして、4名の告発者に対し見せしめ行為ともとれる合計1,100万円にも上る法外な賠償を求める裁判をおこしました。この裁判は現在も係争中です。(この裁判はいやがらせを目的としたものとして逆提訴がされています)
この裁判において代表者2名は不起訴を根拠に名誉棄損の正当性を主張しますが、不起訴とはいえ“嫌疑不十分”による不起訴であり、疑いが晴れたわけではありません。また、公民館長、市議会議員の立場を利用し、公民館や自治会組織をまきこんだもので、公人として行った行為であることは明白であり、4名の行った刑事告発は公益を目的としたものであることからも名誉棄損には該当しないといえます。
12月12日(火)、静岡地裁掛川支部において証人尋問が行われます
場所 静岡地裁掛川支部
時間 13:10~17:00頃
当日は証人1名、原告1名、被告1名から尋問がおこなわれ、事実関係が明らかになることが期待されます。一般の方の傍聴も可能とのことです。(席数に限りがあるとのこと)
裁判費用カンパのお願い
4年にわたる裁判は現在も係争中で、皆様のご支援で維持されています。
恐縮ではございますが引き続いてのご支援をお願いいたします。
振込先 島田掛川信用金庫浜岡支店
普通預金 1225238
御前崎産廃裁判原告団 代表 長島 孝