この大崎八幡宮は遡ること平安時代に坂上田村麻呂が武運長久を祈念すべく守護神である宇佐八幡宮を岩手県奥州に勧請、その後室町期に大崎家兼が現在の大崎市に遷したとされてます
そして江戸期に入り伊達政宗公が仙台藩総鎮守として増築したとの由縁があります
この平安時代からこの令和までの歴史を流れてきたことを思うと感慨深いですよね
国道48号沿いに一際目立つ朱色の鳥居が見えて来ます
これは一ノ鳥居と言われています
一ノ鳥居を後ろから見た雰囲気ですがなかなかの威厳さを感じますね
その一ノ鳥居を過ぎると二ノ鳥居になります
この二ノ鳥居は宮城県指定有形文化財に指定されてます
大崎八幡宮の説明です
二ノ鳥居を過ぎると三ノ鳥居に向かうんですが、その途中に大石段があってこれは仙台市登録の文化財に指定されてます
なかなかの段数と勾配ですよね
これが三ノ鳥居になります
ここから本殿へ向かって参道が続いていきます
なんか提灯がお祭り感と言うか年末だったんでお正月感出してますよね
この表参道にずっと提灯が続いてました
そして本殿の手前に長床が見えて来ます
この長床は県内最古と言われてるそうですが建立時期は不明だそうです
この長床は国の重要文化財に指定されてるそうです
この長床には神楽が納められています
長床を通っていると左手には色んなスポーツチームの絵馬が飾られてました
まぁ創建が坂上田村麻呂の武運長久を祈念したとすれば勝負運の御利益が有りそうですもんね
その長床を通れば御社殿が見えて来ます
この御社殿は豊臣家に使えていた一流の工匠を全国から招き入れ造られ桃山建築が遺憾なく発揮された豪壮にして華麗な社殿です
彫刻が色鮮やかで日光東照宮まではいかないけど絢爛でした
加えて何故か御社殿左に矮鶏?ご飼ってあってなんか不思議な光景でした
国分寺薬師堂を観てこの大崎八幡宮に来たら歴史ある建築物は全て伊達政宗公由縁のものばかりなんですよね
この後に行く瑞鳳殿は更に伊達家の象徴的な建物だし
たまたまの観光の順番だったけど仙台城から国分寺薬師堂からこの大崎八幡宮を観ての瑞鳳殿の流れは伊達家・伊達政宗公の宮城県(仙台市)に発展の基礎を作ったと実感出来る最適なコースでした
この後は大崎八幡宮のその他の社殿とかをアップして瑞鳳殿ですね
まだまだ仙台市続きます