”ひろし兄ちゃん”は
私より3歳年上の、従兄弟です。
大阪に住んでいて、
いつも夏休みになると
私の住んでいた故郷である、
四国の田舎に帰ってきて
一緒にせみとりに行ったり、
海で泳いだり
ふつう、お兄ちゃんたちというのは
妹といっしょに遊んでくれません。![]()
せいぜいおいてきぼりにされて、
泣かされるのが おちでしたが
ひろし兄ちゃんはいつも
やさしく笑って、
一緒にあそんでくれたのです。
小学校に上がるころは、
そんなお兄ちゃんが
すきでした。
(私の弟と)
実は、ひろし兄ちゃんには
障害があって、
といっても先天的にではなく、
ハイハイするころ、誤って
高いところから落ちてしまい、
知能が少し遅れました。
7歳くらいの知能だったと思います。
7歳のまま、
ひろし兄ちゃんはその場にとどまり
私だけが
大きくなっていきました。
大きくなって
ひろし兄ちゃんの障害を
理解できるようになると
やさしいけどさみしそうだった
ひろし兄ちゃんの顔や、
何かやらかすたびに怒っていた、
おばさんやその家族の
やりきれない表情に
世の中は、
なんて不公平なんだろう。
兄ちゃんがなにか悪いことを
したわけでもないのに。
思えば世界は、不公平でいっぱいだ。
神様なんて、いないに違いない。
そんなことを考えてた10代でした。
神様なんて
いないに違いない
と
神様を意識した!(^∇^)
はじめだったのです。
