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2012/11/29 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


「未来の党」の誕生に、民主、自民といった「過去の党」は真っ青になっているのではないか。ようやく日本の政治が動き出す。

14もの政党が乱立し、一体どの政党に一票を投じたらいいのか、有権者は迷っていたはずだ。無党派は“棄権”するしかない状況だった。

しかし、滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が、「未来の党」を立ち上げたことで、状況はガラリと変わった。心ある有権者は、「これで一票を投じる先が見つかった」と、快(かい)哉(さい)を叫んだにちがいない。

未来の党」には、「国民の生活」や「減税日本」といった“脱原発”と“反増税”を掲げる小政党が一斉に合流した。これは日本の政治にとって本当に大きい。もし、バラバラに戦っていたら、無党派の票を少しずつ分け合い、議席につながらない“死に票”を増やすだけだったからだ。12月4日の公示日ギリギリだったが、どうにかひとつの政党にまとまり、無党派の“受け皿”が完成した。

「何より大きいのは、選挙の争点が明確になったことです。もし、未来の党が結成されなければ、選挙戦は〈民主VS.自民VS.維新社会参加を進める“活女性”、品格ある外交を展開する“誇外交”など、どれも適切です。彼女は穏やかに見えますが、芯はシッカリしている。学生時代から環境問題に取り組んできた。“脱原発”も、橋下市長のような思いつきではない。地についた議論のできる人です。有権者に浸透するほど、支持を集めていくタイプ。12月16日の投票まで時間はないが、かなりの議席を奪うはずです」(五十嵐仁氏)

それでなくても、幼い子どもを抱える母親の“脱原発”と、家計を預かる主婦の“反増税”の思いは強い。女性を中心に圧倒的な支持を集めるはずである。

◆「選挙の神様」小沢一郎が底力を見せる

しかも、「未来の党」には“選挙の神様”と呼ばれる小沢一郎がいる。07年参院選、09年衆院選と、あらゆる選挙で連戦連勝してきた選挙のプロだ。

「未来の党」では、ただの一兵卒、無役になったが、裏方として選挙に携わるとみて間違いない。小沢一郎は2カ月も前から、嘉田知事と頻繁に接触し、「新党構想」を進めてきた。選挙戦術も念入りに練っているはずである。政治評論家の森田実氏が言う。

「未来の党は、すでに70人の候補者を確保し、嘉田知事は100人程度擁立すると語っていますが、思い切って、女性を中心に300選挙区すべてに候補者を立てるべきです。訴えるのは“脱原発”と“反消費税”の2つだけでいい。この2つだけでも、十分に無党派の女性票を獲得できる。こういう選挙戦は、押して、押して、押しまくるのが鉄則。脱原発、反増税の“国民大行進”にしてしまうのです。女性が選挙に与える影響は年々強まっている。選挙のプロである小沢一郎さんも、そうした選挙戦術は当然、頭に入っているはずです」

未来の党にとって好都合なのは、自民党や民主党、維新の会が「国防軍だ」「核武装だ」「オスプレイ強行配備だ」……と、どんどん右傾化を強めていることだ。平和な暮らしを望むマトモな女性が支持するはずがない

小沢一郎が温めてきた「新党構想」によって、日本の政治は大きな地殻変動を起こそうとしている。

◆国民と完全に乖離し始めた大マスコミ

なのに、どうしようもないのが、大新聞テレビだ。国民の思いを反映させたホンモノの「第三極」が、やっと誕生したのに、「野合だ」「弱者連合だ」とケチをつけているのだから度し難い。これほど政策が一致しているのに、「未来の党」のどこが野合なのか。

これまでも、大マスコミは、意図的に〈民主VS自民VS維新〉という三つどもえの戦いを煽り、「国民の生活」や「みどりの風」といった小政党を無視してきた。

大新聞テレビは、50%を超えている無党派を軽視しているのも同然である。

「日本の大新聞テレビは、民意とどんどん乖離しています。以前から権力にスリ寄る傾向は強かったが、民自公の3党と一緒になって消費増税を推進したことで、タガが外れてしまった。“未来の党”が、国民の支持を集めようが関係ない。恐らく、ネガティブな報道がつづくはずです。しかし、どんなに未来の党を悪く報じようが、有権者の投票行動は変わらないと思う。“アラブの春”のように、ネットを通じて『脱原発政党を応援しよう』と支援の輪が広がるはずです」(政治評論家・本澤二郎氏)

やはり小沢一郎の剛腕は、ハンパじゃない。無党派の受け皿はできた。あとは、大マスコミと国民との戦いになってきた。


 

カルディコット博士 「福島では“犯罪的”で“非道徳”なことが行われている」
http://tanakaryusaku.jp/2012/11/0005637
2012年11月21日 13:05 田中龍作ジャーナル


 オーストラリアの小児科医で放射能障害に詳しいヘレン・カルディコット博士の記者会見が19日、衆議院第一議員会館内で開かれた。博士は日本各地で講演ツアーを行っている。

 衆院解散を受けメディアの関心が選挙一色になるなか、会見には海外のテレビ局1社と数人の記者のみが集まった。カルディコット博士は何度も“犯罪的”、“非人道的”という言葉を多用し、これを伝えようとしないマスコミも批判した。日本社会に対するいらだちが随所に感じられた。

 冒頭、カルディコット博士は「福島の高線量地域で、子供や妊婦、妊娠可能な年齢の女性を避難させないのは“医学的犯罪”だ。18歳未満の子供に超音波検査を実施したところ、約40%の子供に甲状腺異常が見つかったという。これは小児科の見地からみて極めて異常だ。」と語り、福島の被曝量がチェルノブイリをはるかに上回っていることを指摘した。

 また、子供や妊婦、妊娠可能な女性の移住について「国が費用を負担することが重要なのに、弱い立場の人を守らず、TEPCOを守るために予算を使っている」と述べた。博士は「日本には放射能を帯びた食品を食べることに対する規制がなく」、汚染した食品を「子供に食べさせていることは“medically immoral (医学的に非道徳的)”だ」と国と福島県、沈黙する医学界の不作為を批判した。

 博士の来日講演は医師向けのみならず、一般向けにも行われたが、いずれも数百人収容の会場が満員になったという。博士は、聴衆が「どうしたらいいのか必死に知りたいと思っている」ことを感じたという。

 「広く一般に知らせる責任がメディアにはあるが、(日本では)そうではないようだ」と、メディアが放射能の被害に無関心であることにクギを刺した。

 
博士は、「福島の事故は終わっていない。40年かけてきれいにするというが、不可能だ。これから300年以上、土地も人も食物も汚染されたままだ」と警告し、安易な除染や帰還願望に疑問を呈した。ガレキの焼却についても「犯罪行為だ」と断罪した。

質疑応答で筆者は以下の2点について質した―


田中:(チェルノブイリ原発事故が起きた)ウクライナに日本の医師たちが行っており、またウクライナの医師たちも日本を訪問している。日本の政府も医師たちも、4年後からガンが多発することを知っているはずだ。このことについてどう思うか?

カルディコット博士:「そうだ。広島、長崎の例からみても(事故後)5年で白血病の発病ピークを迎えることは分かっている。その他のガンはそれ以降からだ。私はなぜ医師たちがメディアで声を上げないのか、驚いている。“Total Blackout(完全な報道管制)”だ」。

「多くの人が福島を忘れているかのように過ごしており、水俣の時よりひどい。
日本政府は他国から良く思われたいのだろうが、(発病の)疫学的数字が明らかになれば、無責任さは免れない」。

田中:ビタミン剤、特にビタミンCが放射能に効くと宣伝し、利益を得ている医師が一部にいるようだが?

カルディコット博士:効かない。医学的に間違っている。

 最後に博士は「広島、長崎の被爆者は差別されてきたが、日本人のメンタリティから考えて、これから同じことが福島の人々に起こるのではないかと、深く憂慮する」と締めくくった。

 福島県出身者に対する偏見はすでにちらほら聞かれる。日本人としていたたまれなくなったのは筆者だけだろうか


2012/11/13 晴耕雨読


https://twitter.com/nobuogohara

今日の小沢控訴審判決の要旨を入手して読了。

http://www.mori-yuko.com/activity/files/20121112190846.pdf

一言でいうと、「指定弁護士惨敗」判決。

一審で止めておけば「惜敗」で済んだの予想以上だったのは、控訴審判決が、小沢氏の「虚偽性の認識」だけではなく、石川・池田氏の「虚偽性の認識」の一部も否定したこと。

近く始まる秘書公判にも重大な影響を与える。

石川氏に殆ど犯意らしき犯意がなかったとすると、秘書事件一審判決の「水谷裏献金隠し」の動機は宙に浮く

今日の控訴審判決、簡単にまとめると、指定弁護士⇒《大恥》、検察・登石(秘書事件一審裁判長)⇒《真っ青》と言ったところか

 

陸山会事件控訴審の無罪判決。その判決の中身について、郷原信郎弁護士にインタビュー:岩上安身氏
https://twitter.com/iwakamiyasumi

陸山会事件控訴審の無罪判決。

これまで陸山会事件の進行に合わせて、折々、郷原さんには話をうかがってきたが、いつも節目には報道陣の姿があった。

が、今日は一人もなし。

記者は誰一人も郷原さんにコメントを取りにきていないという。

新聞、テレビのうち一社も、一紙も、今日のこの日に、郷原さんのもとに取材に来ていないのである。

取材に来たのは私一人、報じたのはIWJだけ。

四年に渡るこのメディアスクラムをなかったことにしたいのだろうか。

小沢代表控訴審判決について、郷原弁護士にインタビュー。

RT @IWJ_ch1: 1.2012年11月12日「郷原信郎弁護士インタビュー」の模様を実況します。

岩上「無罪という判決についてどう思うか」

郷原「当然ですね。検察の暴走の結果で、まったく当然の結果。しかし、ここまで予想していなかった。予想以上の(良い)判決」

郷原「一言で言うと、一審判決の段階では、小沢さんの虚偽性だけを否定した。しかし、今回はそれだけでなく、石川さん、池田さんという秘書の虚偽性の一部を明確に否定した」

郷原「石川さんたちの事件にも重大な影響がある。一審判決は、検察や指定弁護士に対してまだ遠慮していた。指定弁護士は一体何を考えているのか。一審判決の段階で御の字にしておくべきだった」

郷原「控訴審判決は、検察の暴走と比較すれば、司法が最終的に正しい判断をした。歴史的にも意味のある判決ではないか」

岩上「裁判所にも批判が集まっていたが、司法にも正気の部分がある、ということが分かった」

郷原「この判決は、石川さんたち秘書の審理にも大変な影響がある。検察は、無理やり、事実と違う認定に持って行った。しかし、今回の判決で、検察が行ってきた陸山会事件の捜査が宙に浮くこととなった」

岩上「虚偽性の認識がなければ、違法性がなくなる?」

郷原「そうです。石川さんの今後の控訴審にも影響が出る。無罪になる可能性が高くなった。虚偽記載の罪に問われるのであれば、虚偽性の認識が必要」

郷原「そうです。石川さんの罪については紙一重の状態」

岩上「次の公判が進んだ場合、登石判決と今回の小川判決のどちらが優先されるのか」

郷原「今回の裁判が、秘書事件に決定的な影響を与える。東電OL事件と似ている。石川さんたちの秘書事件は、水谷建設と何の関係もない。虚偽記載とは何の関係もない」

岩上「水谷建設の事件は、検察とマスコミ一体のキャンペンだったのか?」

郷原「結果的にはそう。次の審理では触れられないのではないか。一審で認定されたところが無視されてしまうが、もともと審理をすること事態がおかしかった」

郷原「陸山会事件とは一体なんだったのか。重く受け止めるべきは指定弁護士だが、しかしもっと重く受け止めるべきは検察と登石裁判長だ」

岩上「上告はあるのか?」

郷原「そんなことは戯言。こんなことを真剣に考えるのであれば、(弁護士を)辞めたほうがいい。私人であればあるかもしれないが、検察官役としてはありえない」

郷原「指定弁護士の行っていることはただの負け惜しみ。考えられない」

岩上「制度全般として、こういうやり方をどう思うか?」

郷原「本来であれば、一審判決後に、その判決を覆せることができるのかを真剣に考えなければならない」郷原「結果的には、無茶な控訴をしたことは意味があったと思う。

一審のときも当然無罪であると思っていたが、世の中とのギャップから、裁判所としての判断ができないのではないかという心配もあった」

郷原「一審判決は、世の中の波をある程度緩和して判断をした。遠慮していた。しかし、二審判決では、きわめて冷静に適切な判断をした。一審判決があればこそ。どんどんいい方向に向かってきたのではないか」

郷原「これは簡単そうに見えて、そんなに簡単なことではない」

岩上「特捜部はなぜそこまで…?」

郷原「そういうことがあってもおかしくはない。なんとか面子を保ち語った。(検察が)無茶な立証をすることなんか朝飯前」

大阪地検の事件について。

郷原「前田検事は故意ではなく過失だと説明していた。検察はそれを断罪して一審判決を認めた。一方、田代事件では、検察は田代検事の意見を鵜呑みにした」

郷原「検察は2つの事件は違うものだと言う。『大坪氏の事件では、故意改ざんを過失にすり替えた。田代事件はすり替えていない』と主張していた」

郷原「大坪氏の故意改ざんを認定する証拠は何もない。『すり替え』がないとなると、田代事件と同じことになる。どちらも同じ判決にならないとおかしい」

岩上「田代さんがやってきたことは非常に性質が悪い」

郷原「田代事件のほうが、犯人隠避に当たる可能性は非常に濃い。逆の判決になるのはおかしい」

郷原「検察は、小沢氏への判決だけではあまり問題にならない。しかし、今回の控訴審判決はそれだけでなく、秘書事件に影響がある」

岩上「検察は何らかの処分を受けるべきでは?」

郷原「解体ですね」

郷原「検察は一度解体するしかない。まずは特捜。しかし、特捜の病根を絶てなかった検察も罪。一度解体し、立て直さなければならない」

郷原「組織としてのまともな対応ができなくなっている。個人ではなく組織としての健全性がない」

岩上「マスコミと同じですね。しかし、解体するとなればどういう方法がよいのか?」

郷原「自分たちの非を認めるというシステムが今はない」

岩上「(小沢判決では)マスコミは自分たちの責任をまったく感じていない」

郷原「マスコミはこの判決をどう受け止めているのか?」

郷原「今回、マスコミは私に何も聞いてこない。どこの社も聞いてこない」

岩上「えぇ!?」

郷原「結果的にマスコミはどうするつもりなのか」

岩上「生活隠しに続いて、郷原隠しも行われている。例えば、『原発問題』に関しては東京新聞がまともであるが、この問題ではどこも取材がない?」

郷原「ありません」

岩上「では、IWJだけでしか見れないと」

以上で「郷原信郎弁護士インタビュー」実況ツイートを終了します。

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