11月22日・23日の2日間、飯塚市内のホテルで
「Conference for Healthcare」
というイベントを行いました
病院の品質管理の取り組みについて、
具体的な手法や事例を紹介し、全国の医療関係者の
みなさんとシェアしよう、という取り組みです。
世界の産業界が認める「トヨタ生産方式」を
医療に導入し、自らの病院マネジメント手法として
「バージニアメイスンプロダクションシステム（VMPS）」
を確立、安全で質の高い医療を提供して
全米トップクラス
の評価を受けている
アメリカ・シアトルのバージニアメイソン病院。
1992年からQC手法を取り入れたTQM活動を展開、
2007年からはISO9001を導入し、
品質管理に努めている飯塚病院。
（ちなみにTQM導入は全国の医療機関の中でも先駆的で、
ISO9001を病院全体で取得した病院としては当院が
全国最大規模でした。）
今回はこの2つの病院が、それぞれのマネジメント手法や
具体的な実践事例を紹介していく方式でした。
バージニアメイソン病院から、
ゲイリー・カプランさん（CEO兼院長）と
ダイアン・ミラーさん（副院長）が
来日され、VMPSの概要や実践事例などを紹介。
飯塚病院からは会長、そして院長をはじめと
するスピーカーが、それぞれの領域でのカイゼン活動や
品質管理の取り組みを紹介しました。
プログラムは飯塚病院のホームページ
でもご紹介して
いますが、今回は有料のカンファレンスだったため、
残念ながら内容はご紹介できません･･･
ただ、バージニアメイソン病院は、
やはりシステムがしっかり整備され、ツールも豊富に
持っています。
でも何度も強調されていたのは「チーム」「リスペクト」
という言葉でした。
一緒に働く仲間をリスペクトしてチームで動く。
そして、その上でリーダーシップが重要であることも盛んに
言われていました。
初日は8:00～18:15、2日目は8:00～16:00という超濃密な
カンファレンス。
ディスカッションも活発でした
参加された70名の方々にとって、有意義な
イベントだとご評価いただけると幸いです。
詳しい内容は未定ですが、
来年も開催予定ですので、
ご興味のある方はぜひご参加ください