お疲れ様です。2014年も気づけば75%も終わってしまいましたね。
本当にここ最近1年が早いです。(年齢とともにって本当の話ですね。)

さて、全くブログ記事を書いてませんが(一応、あえて言う!一応)元気にしています。
スタッフIです。

上司・後輩が次々といろいろな記事を書く中、何とか場つなぎ的に記事を書いてますが・・・

今回の内容はちょっと前の話ですがTQM大会(9月27日土曜日)についてです。

はて、TQMとは??という方も多い(飯塚病院に来て私も初めて知りました)ので
wikipedia先生のリンクを(まぁ大丈夫ですよね??)

http://ja.wikipedia.org/wiki/TQM

ということで
TQMとはTotal Quality Managementの略でもともとは製造業を中心に業務改善・よりよいサービスをということでアメリカで生まれたもののようです。

当院では23年前よりこの取り組みがされていたようで(すごい・・・)、今回は20チーム以上がエントリーされておりました。

なぜ、血液内科の私がこの内容をブログに書くのか?

まぁ結論から言うと若輩者の私がコンサルタントDrといふものに指名されてしまったことからはじまるわけですが・・・

去年に病棟の看護師さんより「先生、TQMって大会があって発表するけど、コンサルタントDrお願いね。」と言われました。

コメントをもらうのと、時々スライド見てもらったら良いからと言われ「まぁそれなら・・・」って感じで任命されたわけですが。

内容はがん化学療法を受けられる患者さんからの電話相談が病棟に掛かるわけですが、電話をされる患者さん・電話を受ける看護師さん双方に不安があるわけです。

化学療法をすべて終わるまで入院生活を送っていた以前とは異なり、今では外来化学療法というものが過半数を超えるようになってきております。

患者さんとしては
・吐き気がひどいんだけど、どうしたらいい?
・熱が出てきたんだけど、すぐ受診したほうが?
・点滴抜いた後が痛いんだけど。

といった様々な不安があり、どこに相談したらよいのか?というところで、現在は昼夜を問わず病棟へ連絡があっている状況です。

逆に看護師さんとしては
・患者さんのことを細かく知らない
・判断が正しいのか?

など医療者も不安ですよね。
そういった双方の不安を上手に取り除くために様々な取り組みをしていただきました。

パンフレットの作成・副作用が出現した際の指導(退院前に)などなど

それにより、患者さんからもパンフレットの改定で見やすくなった・電話相談するタイミングがうまく行き、その後のER受診に上手につなげることができた。等の利点があったわけですね。

実際すごく良い業務改善だと思いました。

まぁ、私がしたのって最後に数行のコメントを書くことと・スライド見て文字が多いとか文句言う(非常に失礼な話ですが)くらいでメンバーの看護師さんは勤務外の時間でも集まって、スライド作りや話し合いなど頑張っておられました。(合計9か月程度)

それで、発表当日はこっそり後ろのほうで聞いていたわけですが・・・


なんと・・・
何と・・・

な、何と・・・

最優秀賞をいただきました!


まぁ、来年にある全国大会に出場するそうですが・・・
飛行機に乗れない(ぶっちゃけ、高所恐怖症で飛行機乗ったことないですが・・・)私としては遠くはダメよ~ダメダメ(流行語大賞候補?)って感じでした。

三重らしいですね。松坂牛で有名な三重です。(あってる?)


とにかく、まずは9か月間の活動お疲れ様でした。

他人事のように言ってますが、来年また頑張りましょう!って話です。




(そもそも来年のワタシの人事は??)

ってことでTQM大会の報告を終わります。

だいぶ寒くなってきましたね。南のほうからは台風もやってきてますが、みなさま体調には気をつけられてください。