さて、はじめて記事を更新しますスタッフI(医長代理(笑))です。

飯塚での勤務も何と2年目を迎え、外来・入院ともども忙しい日々ではあります。
業務には慣れましたが、まだまだ経験が足りないなぁという点も多く、色々な先生のお力を
借りて頑張りたいと考える今日このごろです。

固い文章?(そうでもないか)はこのくらいにしてタイトルのお話ですが。

先週の木曜日に北九州でCMLおよびPh染色体(フィラデルフィア染色体)陽性ALLについて講演があり参加してきました。

ご存知の方も多いとは思われますが、グリベック(イマチニブ)を含めチロシンキナーゼ阻害薬の出現で劇的に治療成績が向上した分野です。{個人的にはこういうのに賞を与えては?と思いますが(あるのかな?)}

以前はCML(慢性骨髄性白血病)と診断をされると予後は厳しい状況でしたが、現在は外来で元気にされている方も多く、しかも内服のみで2~3か月に1度通院をされることでokということで医学の進歩をある意味もっとも感じる部分でしょうか。

内服を中止できるのかどうかについては、まだ議論の余地はありますが色々なデータを見るにチロシンキナーゼ阻害薬スゴイ!!って思うことばかりです。

そして後半ではご高名な先生より、Ph‐ALL(急性リンパ性白血病)について化学療法(寛解導入療法含め)をどうしていくのか?移植についてなど様々なデータを解説していただきました。
2つとも実際に自分が経験したことのある病気ですし、治療経験がありますので臨床データを中心に講演いただけると、すごく興味を持って聞くことができます。

こういったところからも症例を経験するということは非常に医者人生の中で有意義であり,飯塚病院では確かに患者さんの数も多く、外来・入院と飛び回る毎日ですが(笑)悪性腫瘍から良性の血液疾患まで本当に色々な経験ができます。

血液内科ってどんなもんかな?と興味のある方
一般内科医としての経験を色々したいんだけど・・・という方

血液疾患を見ることにより、高血圧・糖尿病・循環器・肝障害・腎障害などなど同時に学べることは多数あります。仕事量は確かに多いですし、忙しいと感じることが多いのは事実ではありますが、1年という短期間でも内科医としての経験は積めますし、血液疾患に一度触れることで将来他の内科分野に進んだとしても、血液内科に早く相談したほうが良いのか?少し様子を見ても良いのか?という感覚は身に付くと思います。

興味ある方はトップページの連絡先までお願いします。


ってことで講演会の話は以上です。

で、実は私は北九州出身でもあるので庭みたいなもんではあるんですが、せっかくスタッフ3人そろったし北九州で夕飯でもってことでとあるお店に入りました。

お任せでつまみから何から、本当にお任せでしたが
すごく気になるメニューがあったので頼んでみた・・・のがこの写真です。

トマトチーズ蒸し

茶碗むし


しかも、茶わん蒸しゾーンに書いてたので、ものすごく興味深い・・・
本当に茶わん蒸しの生地(卵とダシですが)+トマト+チーズ

トマトはフルーツトマトですから甘みもあり、組み合わせ的にはピザですよ。
ダシそのものも和食のお店ですから良いんですが、意外に合います。

それ以外もハマグリの酒蒸しからお刺身まで非常に良かったです。

ここまで書いてグルメリポートには向いてないな・・・と感じましたが。
そういった形で、北九州での夜も終了という1日でした。

今後もちょいちょいアップしていけたらな・・・と思います。以上です。