秋がすぐそこまで来ているようです
グラスの穂が次々と出始めました
パープルファウンテン




さてさて、先日大喜びしたレディエマハミルトンのベーサルシュート
どうやらこれは台芽のようでした
台芽のことをサッカーと言います(雑学豆知識)



↓発見してから僅か5日間でここまで成長しています

成長が早いですよね

この著しい成長にエマが適うはずもなく

そのうち追い越された挙句

酷い場合はエマが追い出されてしまいます

何てったって相手はワイルドな野生の種族なんでもの



台芽の特徴ですけど

① 発生位置が接口やクラウンより下の方から出現する

② 葉は細めで黄緑っぽく、光沢がない

③ 枝も細めでトゲがない

④ 赤味がない


ノイバラやロサカニナなどを育てている方は

日頃から見慣れていて判別が上手かもしれません


発生位置が分かりづらかったので
掘れる所まで掘ってみました
接口よりかなり下から発生しています


この段階で100%台芽決定と言えそうですが

①から④までの条件も全て当てはまります


これ、ハサミで切っちゃダメなんです

ハサミで切ると、

剪定した時と同じように脇からまた新芽が出てきてしまいますので

枝の根元から掻き取るようにします

指で反対側にボキッと


簡単に取れました

下剋上を突き返してあげました


庇を借りて母屋を取るという諺がありますが

最初は一部を貸してたつもりが

やがて全てを乗っ取られてしまうという事態にならない内に

早めに対処した方が無難です


あれ?根っこ借りてるのはエマの方だったか…



同時期より少し前から出始めた

もう一つのエマの本物のサイドシュートの芽は

こんなに赤く、まだまだ小さいです



バラの台芽は3月〜11月頃まで出てくるようです

一般的には2〜3年内に出なければ大丈夫らしいけど

生きてる以上は何年経っても出る可能性があるんですね

お勉強になりました



〜〜〜〜〜



もう一つ不可解なのはリナルドのベーサルシュート


こんなにプリップリした元気なベーサルシュートだけど

一つ枯れてしまったんです

もう一方も先端が枯れました


よく見れば先端も黒くなり、根元も真っ黒


根元が黒いと再生は無理なのでとっとと切り取りましたが

これ、

原因は数回の水切れさせた事によって

一時的に根っこがダメージを受けて株が弱り(水枯れ)

その隙に病原菌か悪い菌が増えてバラが腐敗したんだと思います

その為に日頃から善玉菌を増やそうとしていたのですが

この連日の猛暑では

さすがに良い菌も減ってしまっているのではないかと推測しています


枝の一本だけで済んで良かったです

水切れ、水枯れ、恐ろしいですね



サボンの枝も一本枯れちゃいました

黄色くなった枝は根元から切り取りました





けれど見て見て〜

リナルドですが

黒くなって切り取ったベーサルシュートの近くから

もう一度ベーサルシュートの赤ちゃんが誕生していました



禍福は糾える縄の如し

幸せと不幸は表裏一体で

良い事もあれば悪い事も常に同じに有るんですね

サボンにも新しいベーサルシュート出来ないかな〜


あと少し残暑が続き、バラの水やりも大変ですが

たった1回でも水切れさせるとバラには何かしらの後遺症が出ます

私は6月末から7月頭に合計3回水切れさせました

その時の後遺症が今水枯れとなって出てきています

涼しくなるまであと少しだから頑張りましょう


うっかり八兵衛と怠け癖退散っ!喝っ!




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