読者の方から「特養と老健の違い」について教えて欲しいとのことで発信します。

 

介護の素人は「特養は終の棲家で、老健は在宅復帰を目指す施設」と言うでしょう。

 

これは間違いで、介護保険制度では特養、老健の両方共在宅復帰を目指す施設で、グループホームも同様で、日本には本来終の棲家の介護施設は存在しないはずです。

 

老健は医師も看護師もいてリハビリ体制は万全と言われてますが、高齢者の場合3か月もすれば症状は固定し、結構苦痛であるし老健のリハビリは意味はなく私なら普通のショートステイ利用をお勧めします。

 

医師、看護師が常駐していようと、利用者の寿命が延びることは全くなく、反対に何だかの病名を付けられて薬漬けにされるのがおちです。

 

高齢者にとり施設で一番必要なのは、「楽しかった」と満足して頂くことであり、他利用者、職員との語らい、笑い、レクレーション、美味しい食事を食べて、入浴してさっぱりとすることこそ一番大切であるのです。

 

老健の医師、看護師もいかに利用者に楽しんで頂くかを実践すべきで、ゴミのようなプライドは捨て利用者の輪に入り医師もたまにはレクレーションをすべきなのです。

 

特養は本来は在宅復帰を目指す施設であり、施設ケアマネは入所から退所までのケアプランを書くべきですが、実際は姥捨て山であり、終の棲家となっています。

 

介護の基本は利用者の自己決定の尊重であり、特養の入居者の95%は入居に満足しておらず自己決定が全く尊重されてなく、在宅介護に比べ寿命が約1/3になる施設です。

 

老健も特養も存在自体が必要悪な施設であり、施設長は医師、役所から天下りの素人で介護に対し知識もやる気も情熱もない人間が施設長をしてるのも共通してます。

 

違うのは、終の棲家が特養、ショート感覚で利用するのが老健でありますが、程度の低い老健は経営者が金に目がくらんで終の棲家としてる施設も多くあります。

 

終の棲家にしてしまう両施設は罪な施設であり、私なら絶対入所したくありません。