「慢性硬膜下血腫」、頭をぶつけたことで起こる場合がほとんどで、じわじわと内出血が続き、1〜2ヶ月ほど経ってから認知症の症状が現れることがあります。

 

手術による血腫の除去が基本となり、認知症の症状が治るのは唯一この「慢性硬膜下血腫」が原因の認知症だけなのです。

 

他の認知症は絶対に治りませんし、それどころか認知症は進行性の病ですから、どんどん進行します、認知症の早期発見は200%意味がありません。

 

認知症は早期発見しても治療法がない訳ですから、物忘れ外来に行くメリットは全くなく、反対に認知症でないのに認知症と診断され、認知症の薬を飲まされます。

 

記憶障害がみられるが、いまだ他の認知機能は保たれ、結果として日常生活動作に支障が生じていない状態を軽度認知障害 (MCI)と呼びます。

 

MCIは必ずしも認知症に進むとは限らず、認知症に進行するのは半分程度で、半分は何もしなくても治ります。

 

物忘れ外来に行くと、MCIを一律に「認知症」と診断し、認知症者の烙印を押され、効くはずのない薬を処方されます、これはペテンですから絶対に行かないで下さい。

 

認知症を発症してからの余命は、私が介護業界に入った頃は10年までと言われましたが、最近では認知症者の余命が延びたと言われますが全くの嘘です。

 

MCIを認知症と診断し、その方が本当に認知症になるのが3年後で、それから10年生存した場合、この方は認知症者として13年生存したとカウントされます。

 

認知症者の生存期間を延ばす薬などないし、認知症者の生存期間が延びたとはこういうトリックがあるのです。

 

老眼、息切れ、白髪、しわ、難聴、咀嚼力・嚥下力の低下、肺活量の低下、動脈硬化、物忘れ、これらは全て老化によるもので不可逆的なものなのです。

 

病院受診する高齢者の殆どは老化によるもので、医者は「歳を取ればそんなものです」と喉まで出てても言いません、それを言うと街中に医者の失業者があふれます。

 

夜、昼に何を食べたか忘れたのは物忘れで心配はありません、昼食を食べたか、食べてないか全くその場面の記憶が空白なら、それは認知症です。