「幸せはいつも自分の心が決める」(原文はすべてひらがな)という言葉は、詩人で書家である相田みつを氏の言葉です。

 

この言葉で大切なのは「幸せは他人が決めるものではない」ということと「幸せは自分の心が決めるのは、そこに自由があるということ」です。

 

特養は「利用者が笑顔で暮らせる施設を目指します」等の経営理念を掲げてます。

 

医者が経営してる特養に「自分の家族を入居させたいような施設にします」との理念が掲げてあるのを見ましたが、さすが介護に無知な医者が考えただけの最低、最悪な経営理念だと思いました、介護施設への入居を肯定してはいけないのです。

 

今、政府も社会も「施設介護から在宅介護の転換」を目指し、それは高齢者の自己決定権の尊重であり、介護に携わる人間は、そこを目指さなければならないのです。

 

難病のALSの女性を本人からの依頼で医者が殺害した罪に問われてる裁判も「幸せはいつも自分の心が決める」の典型であり、この医者は無罪にすべきであり、国家により「望まない生」を強いられることになってはいけないのです。

 

裁判でこの女性の主治医がいろいろ言ってますが、じゃあこの主治医はこの女性にきちんと寄り添ってきたのか、きちんとフォローしてきたのか、私は問いたいのです。

 

全ての介護施設の経営理念は「幸せはいつも利用者の心が決める」にすべきです。

 

この経営理念を実行するならば、全ての職員が究極の「利用者本位」の考えで仕事をしなければならなくなり、その先には、高齢者の自己決定権が尊重される社会、幸せはいつも自分の心が決めることの出来る素晴らしい社会になるのです。