私が介護業界に入った頃は、利用者の食事作りも介護職の仕事であり、介護職が覚えなければならない重要な仕事でした。

 

料理の味付けはもちろん、噛む力や飲み込む力が弱まってしまった方、病気、利用者のその日の体調等も考えて調理方法を工夫した介護食を作るのです。

 

私は自分の調理する日とメニューがわかっているので、半年ぐらいは自宅でその食事を作り妻に食べさせ感想を聞き、もっと美味しくして介護施設で作ったものです。

 

今は殆どの介護施設がレトルトの食事ですので、利用者にとっては料理がまずくて口に合わず、満足に食べれなく、ほとんど冷たいまま出される時もあるようです。

 

在宅介護に比べ施設入居が寿命が約1/3になるのは、美味しくないレトルトの食事と個別対応できない食事により、利用者が食事が食べれないのも一因なのです。

 

今の介護職は介護施設がレトルト食になってから入職したので介護食を作れません。

 

私に言わせれば、介護食が作れない介護職は駄馬に等しく、訪問介護もできません、向上心があるのなら介護食は作れるようになるべきです。

 

だから私は、在宅介護を数年されてる介護者の方が、介護食も作れず、在宅介護の経験もないケアマネより在宅介護の知識は上であり、ケアマネを教育してやってほしいと言っているのです。

 

介護施設に入居してる方に長生きしてもらおうと思うなら、その方の好物の食べ物をタッパーに入れて施設に持って行き食べさせるのです、週に3回はすべきです。

 

例により、介護に無知な看護師、管理栄養士あたりが、「持ち込み禁止です」と言った場合、「こっちは命が懸かってるのです」と言ってきっぱりと無視して下さい。