私の尊敬する、徳田虎雄氏は自らの信念である『生命だけは平等だ』を実践するために医療法人徳洲会病院を創立されました。

 

病院がない田舎に住んでる人が亡くなり、都会に住んでる人が助かる、そこを変えるために徳洲会を創立されたのです。

 

今となれば当たり前になりつつある、「救急車を断らない」「患者からの贈り物をもらわない」を約50年前に実践されました。

 

今、こうしてる間にも全国で救急車が患者を搬送してますが、救急車5台のうちの1台が徳洲会病院に搬送されているのです。

 

介護は果たして平等でしょうか?

 

介護に全く興味のない、どこかの会社の社長が、「一丁、老人を食い物にしてお金儲けをするか」と介護施設を建設します。

 

行政から利用者を紹介してもらうために、介護の知識もやる気も情熱もない役所を退職した人間を天下りで施設長として採用します。

 

私の知人の息子は、かつてこの施設長と一緒に仕事をしていたので、この施設長に頼んでその知人をその施設に入所させました、当然裏で「アレ」が動いています。

 

特養に入所する順番は先着順ではなく、施設で毎月行われる「入所判定委員会」で決めるというのは建て前で、いくら理事長、施設長、ケアマネに「アレ」が動いたかで入所が決まる施設が多いのです。

 

施設長が分不相応の良い車を乗ってみたり、ケアマネがブランド品を沢山身に付けてるのは、「アレ」だと思って頂いて結構です。

 

鹿児島の種子島から沖縄の宮古島まで、徳洲会は離島、僻地医療をカバーしてます、その根底には徳田虎雄氏を含め、そこで働く職員の方々、その他関係スタッフの「生命だけは平等だ」との確固たる信念があるのです。

 

本来、平等であるべき介護を不平等にして、介護施設経営者、施設長、ケアマネ、あなた達は恥ずかしくないのか?と私は言いたい。

 

「介護だけは平等だ」が実践できなければ、「今すぐそんな介護施設は潰して、介護業界を去れ」と私は言いたい。