介護施設に入居してる95%以上の利用者は、家を追い出された方で「自宅に帰りたい」と願ってます。

 

この状態は、一つには終活をして来なかった利用者本人にも責任があるのです。

 

人間は60代までに癌や心臓病で死ななければ、まず要介護状態になり、生きていく上で介護が必要になります。

 

その介護を家族にしてもらうのか、施設に入居するのか、誰にも迷惑をかけずに介護保険等を利用して自宅で暮らすのか、これは最低限決めるべきであり、家族に伝えなければならない大切な終活です。

 

在宅介護はあまりお勧めしませんが、実子が在宅介護するならいいかもしれません。

 

介護者がいなくても99.8%の方はヘルパー、訪問看護、訪問医療を利用して、死ぬまで自宅で暮らせますので、自宅で暮らしたい人は家族に伝える終活をして下さい。

 

北欧の福祉国家には寝たきり老人はいません、日本のように無理な食事介助をしないから、食べれなくなると自然に穏やかに死ねるからです。

 

外国では虐待となってる無理やりの食事介助を特養あたりがしないなら、今の利用者の2/3は穏やかに亡くなられ、特養の待機期間もなくなります。

 

この無理やりの食事介助=延命介護を拒否すると伝えておけば、寝たきりで苦しみながら死ななくても、寝たきりになる前に自然に穏やかに死ねます。

 

延命治療を拒否する人は多くいますが、延命治療なんてどうせ意識がないからどうでもいいのです、延命介護は意識があるのに、死にたくても死なせてもらえない拷問なのです。

 

医者も看護師も病院での悲惨な死しか見たことがなく、延命介護せず自宅で穏やかに老衰で亡くなる高齢者を見たことがありませんので、延命介護については無知です。

 

家族には全く迷惑をかけない、介護保険、訪問医療を利用して自宅で死ぬまで暮らす、食べれなくなれば無理やりの食介助は拒否するので、寝たきりにはならない。

 

ということを家族に伝えるなりの終活をお勧めします。