私は施設入居が悪であり、在宅介護が善であるとは一度も言ってません。

 

自宅で暮らすのか施設に入居するのかは、高齢者本人が決める社会にすべきと言ってるだけです。

 

家族が在宅介護しなくても、99.8%の高齢者は訪問介護、訪問看護、訪問医療の三点セットで自宅で暮らせます。

 

介護施設に入居されてる95%の利用者は子供が一緒に暮らしたくないから入れてるだけで、ほぼ全員自宅での暮らしが可能です。

 

子供と同居するから、子供と嫁が施設に入れてしまうのです、独居老人は施設に入居しないで自宅で暮らしておられます。

 

自宅で暮らすか施設で暮らすかを高齢者本人が選択できる社会にすれば、特養の8割はいらなくなり在宅支援の施設に転換できます。

 

亡くなった父親が病院に入院したとき、主治医は「在宅介護は無理ですから、老人ホームに入れて下さい」と母親に言いました。

 

私は主治医に対し、「老人ホームに入るとか入らないとかは医師が決めるのではなく、家族が決めるのでもないし、ましてケアマネが決めるのでもなく、本人が決めるのです」と言って私が介護離職して在宅介護をしました。

 

医師も看護師も介護については無知ですので、介護のことは絶対に言うことはきかないで下さい。

 

家族に利用者の施設入居を頼まれたケアマネは、家族に対し(利用者の自己決定権を無視した施設入所は絶対に)「いたしません」と言うべきなのです。

 

利用者の自己決定権を無視した、介護施設のくだらない群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、 ケアマネのライセンスと叩き上げのスキルだけを武器にした、大門未知子のようなケアマネが出現するのを切望します。