私が若い頃は映画が娯楽の一つであり、中学生の時に観た山口百恵の「伊豆の踊子」は忘れられないし、ブルースリー映画の全盛期であり全て観ました。
ジャックニコルソン主演の「カッコーの巣の上で」は人間の尊厳を問うあまりも重厚な作品で、すごくショックだったのを覚えています。
松本清張原作の「砂の器」も忘れられない映画の一つで、映画は原作を変えてありますが、試写を観た松本清張は「この映画は原作を超えたね」と言ったそうです。
あの頃は映画館はもちろん、街中に映画のポスターが張ってあり、今では考えられませんが、日活ロマンポルノの女性の裸のポスターも同じように張ってありました。
日活ロマンポルノは「18歳未満お断り」の映画ですが、そこまで待てなく高校2年の時クラスの男性5人ぐらいでその映画を観に映画館に行きました。
映画館に入り目が慣れて観客の顔が見えると、私は見てはいけないものを見てしまいました、なんと観客の約9割が高齢者男性だったのです。
それから少しして新聞を読んでいると、「高齢者は成人映画を観に行く事しか楽しみがない」と高齢者問題の記事があり、私は「あの事だ!」と思ったものです。
私が特養に勤務してた頃、AV試写会をし沢山の利用者に喜んで頂きましたが、大切な事は「高齢者は楽しむ事でさえ援助がいる」という事なのです、介護の本質は介護の教科書で学ぶ事はできなく、一番の教科書は利用者であるのです。
私が日活ロマンポルノを観たのはあれが最初で最後でしたが、今は月日が流れどんな画像も動画もスマホ、パソコンで見る事が出来ます。
私の住んでる所も映画館が3つありましたが今はなく、映画「国宝」も車で1時間かけて見に行きました、今も私は映画館で映画を観るのが好きです。
