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企業説明会解禁が2015年3月1日へ後ろ倒しになることで、学生達は、2015年1月【学業に専念】できるハズです。
1月~2月にかけて期末試験が実施される学校が多く、最終学年を迎える学生にとっては、進級がかかった大事な時期です。
これまでは、1月にも企業説明会が実施されていたため、学生達は授業を休んで参加していました。
政府方針である就活後ろ倒しのメリットを享受したいものです。
リーマンショック後、雇用状況は年々改善し、次年度も【売り手市場】が予想されます。
学生が会社を選ぶ立場の方がやや上なので、内定を何社も抱える学生を見ると、昔のバブル期を思い出すほどです。
「学生が企業を選べる」状況にある今でこそ言えるのですが、会社を見る目や、会社への期待を表現できるチャンスと思っています。
企業は、履歴書の誤字脱字をそのままにして提出する学生に対し、
「仕事でも同様に手を抜くのではないか?」と判断する場合があります。
だったら逆に、企業説明会を1月(の平日)に実施しようとする会社は、
「自分の会社さえよければいいという言動をする企業ではないか?」
という判断をされても仕方ないのではないでしょうか?
つまり、【自利:じり(自分の利益)】ばかりを追求する会社かもしれないということです。
(注)土日祝日に説明会が実施されるのは、あまり問題ないです。
大企業の多くは、来年8月選考開始の取決め時期を守ると思われます。
大企業の中には、社会的な責任や影響力を意識し、大勢に従うよう行動する会社があることでしょう。
消費税が5%から8%に上がったけど、嫌だから自分だけ払わない・・・
というようなことは出来ませんよね?
就活時期が後ろ倒しになったけど、採用できないと困るから守らない・・・
ってどう思います?
就活時期後ろ倒しには、賛否両論がありますが、私は教職員の一人として、
【学生が学業に専念できる】大義やメリットは享受したいのです。
就活時期を後ろ倒しすることになったのだから、まだ授業をしている1月(の平日)に説明会を実施して欲しくないのです。
「学生が企業を選べる」状況にある今だからこそできる問題提起です。
自利(じり)だけではなく【利他:りた(他人の利益)】も考えて欲しい。
※自利利他(じりりた)は、仏教用語の1つです。
学生(他人)が学業に専念できるメリット(利益)も考えて欲しいのです。
私の力など微力ですが、企業説明会1月実施を予定している会社に再検討を促したいのです。
少なくとも私は、企業説明会をこれまで通り1月(の平日)に実施する会社は、
「自分の会社さえよければいいという言動をする企業」だと判断します。
これによって、いろんな議論が沸き起こることを期待しています。
ちなみに、
私の勤務する学校は、2月9日(月)まで授業(期末試験)があるので、
企業説明会は、2月10日(火)以降実施でよろしくお願い致します(笑)

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