失業保険の給付日数とは、基本手当がもらえる日数のことを言います。
90日から360日が上限となり、失業保険を受ける人の年齢や
雇用保険の被保険者期間、退職した理由によって変わってきます。
会社が倒産したりリストラをした場合など、再就職を準備する時間が
あまりなくて退職をせざるを得ない状況になった人の場合は、
特定受給資格者ということになります。
特定受給資格者は、一般的な離職者に比べると給付日数が
多めになる場合があります。
一般的な時給資格者で、自己都合で退職をした人や定年退職をした人の場合、
被保険者期間が、
6か月以上で10年未満の場合には90日
10年以上20年未満の人は120日
20年以上の人は150日
ということになります。
会社都合で退職をせざるを得ない状況になったという人の場合には、
年齢によって細かく分けられています。
例えば、30歳以上35歳未満の人の場合、
半年以上5年未満の人は90日
5年以上で10年未満の人は120日
10年以上20年未満の人は210日
20年以上という人は240日
支給されることになっています。
このように、失業保険の給付日数というのは、雇用保険の被保険者期間
によっても違っていますし、年齢や離職した理由によっても違っています。
自分の場合にはどれくらい給付日数があるのかどうかよく確認してみましょう。
ハローワークに最初に行ったときに、給付日数はほぼ確定します。