【今回の相談】IT業界に私に出来る仕事がないようなんですが・・・
【今回の回答】50職種の中には、出来る仕事があるのではないですか。
プログラムを作らない職種には、
たとえば、以下の職種があると前号で紹介しました。
・システムエンジニア
・オペレータ
・ネットワークエンジニア
・カスタマーエンジニア
・インストラクター
・ヘルプデスク
・デザイナー(Mac・Web)
各職種で、どんな仕事をするのかは、こちらをご参照下さい。
⇒ http://www.iischool.net/3/4/
もし、プログラムを作るのは自分には難しいし、それ以外の上記7つの職種も
自分に向いていないとしたら、IT業界への就職をあきらめないといけない
のでしょうか?
IT業界に就職したいと考えている方に、オススメの本をご紹介します。
IT業界で既に働いている方にも、今後のキャリアアップに役立ちます。
Mint(経営情報研究会)著;『IT業界図鑑』,翔泳社,2004年6月
⇒ http://www.iischool.net/38/39/000056.php
この本は、IT業界の職種を50職種にも分けて、仕事内容や手取り収入、
必要な資格などを詳しく紹介している本です。
各職種の典型的な人物像の漫画が笑えます。
プログラマーは、以下の3職種に分けられています。
(1)製品開発プログラマー
(2)システムを構築するプログラマー
(3)派遣プログラマー
システムエンジニアは、以下の5職種に分けられています。
(1)メカトロニクス・システムエンジニア
(2)常駐システムエンジニア
(3)アプリケーション・システムエンジニア
(4)生産管理システムエンジニア
(5)総合システムエンジニア
各職種の詳細な解説は、ここでは割愛しますが、
・製品を『提供する』立場と、『活用する』立場
・開発から提供までの、各工程への関わり方
・雇用形態
などによって、いくつもの職種に分けることができます。
今まで知らなかった、いろんな仕事があることがわかりました。
この50職種の中から、なるべく多くの人ができそうな職種を
3つピックアップしてご紹介します。
50職種の一覧は、こちら
⇒ http://www.iischool.net/38/39/000056.php
(1)構成管理エンジニア
プログラムや仕様書の変更を一括管理し、決められた担当に配布することで、
開発に必要な仕様変更や修正プログラムを開発プロジェクト全体に届け、
開発を支援する専任者
⇒ ひよっとして、ちゃんと配ればいいだけ?
(2)システムアドミニストレータ
情報システムの利用部門に所属し、IT活用を推進する
⇒ 「パソコンが立ち上がらない」、「印刷できない」時のお助けマン
(3)OAオペレータ
派遣会社に所属し、ニーズのある企業にオペレータとして派遣される
⇒ Excelで、わかりやすい表やグラフを作成したりする
以上、今回の結論をまとめると、
ご紹介した50職種の中には、あなたにもできる職種があるはずです。
IT業界への就職をあきらめないで!
ということです。