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光の世界からのギフト

私たちは光の世界からやってきて
この世を旅して
光の世界へと還る

(暑さの中でサルスベリは健在です。)

島もついに毎日30度越えの猛暑日になりました。温泉に行くと顔なじみのお年寄りが「こんなに暑いのははじめてだ。汗がひどくてセッセと水を飲まなければ・・・・」と言っています。けれど昨日島に東京からやってきた人は「島は涼しいです。東京はもう死にそうだ。」と言っていました。確かに気温は東京より5度ほど低いし、朝晩は涼しい風が吹いています。私は今朝は5時半に眼が覚めたので、起きて庭の水やりや手入れをしました。汗をかかずに仕事ができました。

ビルに囲まれた都会とは違う自然の中の風が心地よく感じられます。

 

☆大地に触れる祈り(その2)

 

まるではじめてというように

愛はけっして「もうこれ限り」とは言わぬもの

大地は愛情深い母だから

限りなくあなたを待ち続ける

 

帰りなさい大地に、我が子よ

あなたはあの木と同じ

魂の葉、枝、花は、新たにいきいきとよみがえる

大地に触れる印を結ぶそのときに

 

わが子よ、まだ見ぬ道があなたを待っている

草と可愛らしい花々に覆われた道が

香しい田んぼのあいだに伸びていく

あなたが母の手をとり歩んだ

今も心に残るその道が

(ルリマツリ・トウワタ・日日草は元気です。)

 

わが子よ、考えごとに心をさらわれぬように

一瞬ごとにその道に立ち返りなさい

最愛の友であるその道に

道はあなたに

力と安らぎを与えてくれるだろう

 

わが子よ、うまくいかぬこともときにはあった

誰もいない道を行き、あなたの心はさまよった

輪廻の循環(めぐり)にとらわれ

幻の世界に飲み込まれていたから

けれど美しき道は辛抱強く

あなたの帰りを待っていた

いつかあなたが帰ると知っていた

あなたを迎えて喜ぶだろう

愛はけっして「もうこれ限り」とはいわぬもの

 

その道にかえりなさい、わが子よ

私にはわかっているのだから

あなたの魂の花は

大地に触れる印を結ぶとき 

開くのだということを

 

ティク・ナット・ハン著 【大地に触れる瞑想】より抜粋

 

(今年はグァバが実をつけています。)