スピリチュアルな人達(その2) | 光の世界からのギフト

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                   (雑木林の落ち葉)


寒さが本格的になってきました。私は寒い季節が苦手です。ですから今は寒い朝の散歩はできません。気温があがる昼間の散歩になりました。

秋になり、林の中の落ち葉をサクサクと音を出しながら踏み、その先の公園の紅葉の散歩道は気持ちがいいです。

 

今回はピアニストのフジコ・ヘミング女史です。彼女は5歳からピアニストの母親からピアノを習うのですが、とても厳しかったそうです。それでも続けられたのは、その後、世界的に有名はピアニストで指揮者のクロイツァーにレッスンを受けることが出来たからです。彼からは「天才だ」と褒められてレッスンがとても楽しかったそうです。

スウェーデン人の父親と日本人の母親の間に生まれたフジコ・ヘミング女史はそのことで、いじめを受けていたそうです。中学生からは私立のミッションスクールに入り、大学は東京芸大へと進むのです。その後ドイツに留学して学び続けるのですが、耳が聞こえなくなる病気や戦争中に日本に帰れなくて、送金もなく、生きるためにピアノを弾くどころではなくて、清掃の仕事などで、なんとか生き抜いたそうです。

 

          (山茶花の花とどんぐり)

彼女は本の中で次のように述べています。

【つらい目にあったこと・その時の苦しさも、今の自分にいたる大切な部分。】【自分より貧しい人をみたら、少しでもお金をあげるべき、弱い者のために尽くしたいという気持ちを持つこと。】【毎日の食べ物に感謝する。ジャガイモのスープさえ食べていれば生きていける。】【動物にたっぷりの愛情をそそぐことができる人ならば、優しく、愛情のある人間でいることができる。】【悲劇が起こっている現実をみると、一人で幸せに酔うことはできない。人の幸せについても考えていかなければいけない】【嘘をついたり、人を欺いたりせずに、自分に正直に生きていけば、神様は絶対に見捨てない。】【楽しい時も、悲しい時も、辛い時も、神様に祈ることを忘れない。】【私はクリスチャンだから亡き母とは天国でまた会えると思っている。】これらの言葉からも彼女はスピリチュアルな人だと思います。

現在は有名になり、日本だけではなくて、世界中で演奏活動が行われています。CDは200万枚も売れて、コンサートのチケットはいつも、完売と言う人気のピアニストです。

私は以前にテレビで彼女の演奏を聴いた時に、感動して涙があふれたのを覚えています。

本物の天才と言われる人にはやはり、霊界から波動の高い指導霊のサポートがあると思います。彼女がリストの「カンパネラ」を演奏する時に、彼女の後ろにあのリストがついて演奏させているのだと思います。誰にでもリストが付いてくれるわけではないのです。彼女がとてもスピリチャルな人間だからです。彼女が語っている本を読むと理解できます。

リストは霊界からよく降りてくる指導霊の一人のようです。ショパンやモーツアルトやベートーベンやシューベルト等もイギリスの霊媒の女性の本を読むと現世にやってきています。フジコ・ヘミング女史は自分が得た収入を、動物や被災者や貧しい国の子供達へと寄付をしています。そのためのチャリティコンサートも続けています。

 

             (公園の脇の紅葉)