(今年の案内状)
昨日スイングジャズコンサートに出かけてきました。学生時代の仲間が主催していて、今年で20回目になります。いつも同期の友達と出か
けています。インターナショナルと銘打つて外国のミュージシャンが参加しています。今年はピアノのディオのご夫婦がいなくて寂しいかなと思いましたが、日本人のピアニストの演奏も素敵でした。
5名の海外のミュージシャンが参加していました。(アメリカ、ドイツ、フランス、オランダ・日本人は11名)私は学生時代は声楽を専攻したので、語学としてはドイツ語を2年間学び、またイタリア歌曲やドイツ歌曲では歌詞の発音や意味を学び、生意気にも卒業演奏にあこがれの先生に学びたくて、フランスオペラを選びました。
その為に夏にアテネ・フランセでフランス語の基礎の発音だけ学んだだけなので、それらは何の役にもたたず、彼らの自国語での自己紹介はほとんど解かりませんでした。もちろんジョークですが・・・・・その後で日本語での紹介がありました。・・・・・・・その時ふと思ったのです。
スピリチュアルな世界では言語は霊界通信としては伝わりにくいといわれています。光の世界のメッセージはシンボルや光の色で表すことが多いというのです。スピリチュアリズムの世界では言葉ほど不確かで不便な通信手段はないといわれています。物質界に住み肉体と言う制限された物質の中に閉じ込められた霊が開発した通信手段だと言われています。光の世界では他の通信手段があります。それは霊感と呼ばれて、魂の言葉と言われています。直感や閃きがその手段の一つだと言われています。
(リュウゼツランの花)
このコンサートでも言葉の壁はありません。曲名を述べた後は、ほとんどアイコンタクトでちゃんと演奏していました。
後半の演奏が始まった時に全員の圧倒的なボリュームに思わず目を閉じて味わっていたところ、急に目線よりも高いところに光とともに、数人の人影(?)が視えたのです。「あれ!この方たちはどなた?」5,6人はいたように思いました。
光の世界からも会場に演奏を聴きに来ているように思いました。ローズマリー・ブラウン著「詩的で超常的な調べ」にも、あのリストやショパンやベートーベン等著名な音楽家が時々現世にやって来るというのですから、光の世界の住人達も、ジャズが好きな霊達がこのように演奏を聴きにこの会場にやってくるのでしょうか?
それとも演奏者の方達の後ろでサポートしている光の世界へ還られたジャズマン達の姿だったのでしょうか?
(道端の金木犀が香っています。)
このコンサートで演奏するミュージシャン達はトップレベルの人達です。自由に楽器をあやつり魂のレベルで演奏を楽しんでいる様子です。
そこで、私は彼らのオーラはどうなのかと意識をオーラに向けてみました。
ある曲でアドリブ合戦がはじまり、全員ソロで次々と演奏をはじめたのです。そこで、一人一人のオーラが視えました。ソロの演奏が始まると彼らのオーラが広がり始めます。ほとんどが青白い色か中には黄色や緑の人がいました。一番広がっていたのは、まだ若いフランス人のトロンボーン奏者でした。皆さん無心で演奏を楽しんでいて、周りのミュージシャンはそれを見守りながら、ともに楽しみ、終わると拍手をしていました。舞台上は一つの大きなエネルギーで満ちていて、それが観客にも伝わり、最後は一緒に手拍子で盛り上がるのでした。
クラシックと違いジャズの演奏は聴いている間は無心でリズムやメロディを体で感じて動かして楽しみます。
またソロで立ち上がった演奏者は足を腰の幅に開いてすっくと立ち、腰と背筋がまっすぐで立ち姿が美しいのです。身体の中心に一本すじが通っているようでした。楽器を吹くためには複式呼吸や肺呼吸が上手でなければいけないので自然と健康な体になるようです。演奏中は無心になるので、魂の浄化にもなるでしょう。30代から70代と世代の違う人達が一つになって楽しそうに演奏しています。若い人が頑張ると年上の人は笑顔で拍手していました。
演奏者も多くの練習時間を費やして、努力していると霊界と繋がり、天才と呼ばれた霊達がサポートしてくれるようです。彼らは、勝手に誰かが手を動かしてくれているというのです。そこにいくまでには、瞑想と同じように、多くの時間を費やして魂の浄化をする努力が大切のようです。このコンサートの演奏者はその努力を続けている人達だと思うのでした。
(ろうそくに照らされたビシュヌ神)