亡き息子と対話 | 光の世界からのギフト

光の世界からのギフト

私たちは光の世界からやってきて
この世を旅して
光の世界へと還る




散歩道の草花


台風は私の住む場所には大きな被害にならずに通り過ぎていきましたが、日本の各地に大きな被害をもたらしました。

亡くなられた方々が光の世界へ真っ直ぐに還られることを祈ります。

次の日は台風一過の蒸し暑い日差しでしたが、久しぶりの晴に、いつもの散歩に出かけました。木々にも被害はなく、緑が濃くなっていました。

散歩の帰りに農家の直売所で、真っ赤なトマトと枝豆を買ってきました。

朝取りの美味しい野菜が安価に手に入る事に感謝です。

最近薬草では蓮の茶にはまっています。どくだみ・クミスクチン・笹の葉・蓮・をミックスして飲んでいます。

薬草を飲んで、散歩で沢山汗をかいて、シャワーで汗を流すと体が浄化されたように感じられます。

でも、体よりも心の浄化の方が大切です。瞑想もしっかりしなければと思うのですが、暑いと、集中力がなくなるのは事実です。まだまだ未熟者と思う毎日です。














ムラサキツユクサ











                                                                   

                                       枝豆                                     


以前に新聞に記載されていた記事を思い出したので、述べてみます。

15才の息子さんを癌で亡くされた父親の住職が語っています。

息子さんのUさんは13才で癌が見つかり,三年間に及ぶ闘病の末に光の世界へと還って行きました。

宗教家として、父親として、心が揺れ動いた住職の言葉は私の心を強く揺さぶったのでした。

以前に我が子を交通事故で亡くし、突然我が子を亡くした親達の辛そうな姿を見ていたからです。

でも、この父と息子さんは違いました。医師に「あと3年の命と覚悟して・・・」と言われても、不思議にパニックにはならなかったそうです。

インド哲学を学んだ父親の影響でしょうか?輪廻転生や、光の世界の存在を信じていたからでしょう。Uさんはきつい抗がん剤の治療中も決して、歯を食いしばらずに、辛さを認めて逆らわない。辛さを直視するという強さを持っていたそうです。

そのことに親は救われるのですが、また学ぶのです。自分が子供と代わってあげられないこと、自分もまた誰かに代わってもらえない唯一の存在であるという宇宙的な孤独感を受け入れていくしかないこと。

「Uよ!あなたはあなたの生を生きよ!私は私の生を生きる!」と悟るのです。 

そして、Uさんは「ありがとう。みんなにもありがとうって言ってね」と母親へ告げて、「僕はもう往きます」と、光の世界へ還っていったそうです。父親の住職は・・・あの子は「大きないのち」へ還っていった。「全宇宙」と呼んでもいい。私を包んでいる一切のものです。それが常に私を見守り、支えてくれる感じです。小さな悲しみはやがて消えていく。深い悲しみは私を育てる。大きな悲しみは慈しみにつながる・・・・・・・と。

住職はもう「小さな悲しみ」を超えた「大きな悲しみ」に触れている・・・・と述べています。


二人共、とても強い精神を持ち、その魂も強く結ばれている親子だと思いました。スピリチュアリズム学んでいる私には、この記事は仏教の教えの一つを学んだ記事だったのでした。

                                              


                  早く餌を頂戴! (人間なら80才でもこのしなやかさ)