( 冬の大石公園からの富士山は正面に見えていました。)
相変わらず猛暑が続いています。私の住む郊外はまだ街路樹や林が残り、また清流が流れる用水や小川があります。
猛暑の中で、この僅かに残された自然の力をありがたいと思います。私がここに住み始めた40年ほど前は、今の数倍の自然に囲まれていました。
森や梅やクリの林が沢山あって、子供たちは、夏は林でのクワガタムシ探し、秋は落ち葉を集めて、焚き火をして、焼き芋を楽しんでいました。
駅から5分ほど離れると、屋敷林の大きなケヤキが道端に聳えて、夏はその木陰を歩いたのです。
いまでは、道端にはどんどんコンビニやマンションが立ち並び、ケヤキの木陰も少なくなり、夏は駅まで歩くのは辛いので、バスを使います。
街路樹の木陰や林の中に入ると温度は明らかに違います。流れる風が涼しく感じられて、深呼吸をしたくなるほどです。
都会はヒートアイランド現象でますます暑さが増しています。クーラーのお陰で室内は涼しいのです。人間が科学の力を使い、涼しくしていますが、すべて電気のおかげです。
停電になったらどうにもならないことです。私は、できるだけクーラーの使用をせずに生活をしていますが、「熱中症の対策を・・・」と家族に言われて、去年までは家族の帰宅時間30分前に入れていたクーラーのスイッチを今年は午後2時頃から入れています。
その為に足が冷えてしまい、時々お湯に足を入れて温めています。
富士山聖地ツアーで出会った
(山中湖畔の白鳥)
先日のアイイスのサマーフェスティバルの、ワンポイント・メッセージで、福岡の原田ミディアムから、「クーラーのせいで足が冷たい」と、その事を言われました。
彼の霊視の力はますます冴えてきています。若いミディアム達の成長はとても楽しみです。
(サルスベリの花)
ところで、ミャンマーの仏教徒のお坊さんがミャンマーにイスラム教徒が増えていることに危機感を訴えていることが記事になっていました。
もともと仏教徒が多い国に最近イスラム教が強引な手口を使い信者を増やしていることを憂えていました。
現在のイスラム教徒は正しくないとそのお坊さんは訴えています。
日本国は宗教の自由を憲法で保証していて、異教徒にたいして、おおらかな国です。
キリスト教・仏教・神道・新興宗教などにも国が口出すことはないのです。
でも世界では宗教戦争が未だに起きています。キリストや釈迦・預言者マホメットの教えには戦争をすることが良いなどとは述べられていません。
それなのに、なぜ争いが起きるのでしょうか?
それは、その宗教がキリストや釈迦やマホメット亡き後、組織化されて、指導者に順位が付けられることによって、人間のエゴが生じたからだと思います。
縄張りを広げたい、組織の中で1番になりたい、などというエゴにとりつかれて、派閥が出来て、内紛が起こり、多くの人の命が失われています。
三大宗教と言われる宗教の教えはいずれも神の存在があります。
私達スピリチュアリストも大いなる神の存在が、その輝く光の中にあることを信じています。
そして、三大宗教の神達もその光の世界に存在していて、争うことなく自らも、現世の人々に光を送ってくれていると信じています。
彼らが高い波動の持ち主であり、人類を救う為に光の世界から送られた、メッセンジャーであり、聖人だと信じています。
光の世界では争いはありません。なのに、現世では異教徒だという理由で争い、殺し合っています。
自分達の信じる神が争うことを喜ぶと思っているのでしょうか?決して喜ばないはずです。
光の世界の神達は嘆いていることでしょう。マイナスのカルマを積んでいることに気づいて欲しいと思います。
宗教戦争は昔からありますが、多くは神の名の元に行われる、侵略であり、その犠牲者は、命令されて戦う兵士や、女、子供達など罪なき人々です。。
本来は平和な世界を願い、穏やかなで幸せに生きる為の神の教えが、人間のエゴの為に利用されている事に信者の方たちは気づいてほしいです。
正しい、眞の神の教えを自分の魂で学びとり、実践していけば、宗教戦争などおこるはずがありません。
あらゆる宗教で、神を正しく信じている信者は、皆さん誠実に心穏やかに生きています。
そういう人に出会うと嬉しくなりますし、尊敬します。真の信仰を持つ人は、ゆるぎない信念を持ち、周りの人々に優しく、愛情深い人達です。
宗教とは言われていませんが、スピリチュアリストの目指している世界は、あらゆる争いを否定して、心の平和と調和と愛のある世界です。
世界中の宗教戦争や内紛のリーダー達は、神の教えの原点に立ち戻り、その教えを正しく理解することを祈ります。