(庭先のシュロは業者に枯れた葉を落としてもらいました。)
先日の夜9時頃に知らない男性が、近くでお年寄りの女の人が倒れていて頭から血を流していると玄関で叫んでいました。現場に駆け付けると顔見知りの女性でした。足がもつれて倒れて頭を道の横の石にぶっつけたらしいのです。車で、通りがかった男性が驚いて近くの(道から100mぐらい上で明かりが見えていたので・・・)我が家に駆け込んだのです。「110に電話をしたけど東京から観光に来ていて、対応が出来ない・・・」とのことで、私は電話を受け取り住所などを伝えて、その女性は顔見知りで名前を知っていたので、その後の対応をしました。かなりの失血でしたが意識のほうは、はっきりしていました。救急車で運ばれた後は知らせてくれた男性にお礼を言いました。その男性は「自分は大量の血を見てかなり激しい動揺でしたが、あなたは冷静に対応するので、感心しました。女性はこんな時はしっかりしていますね。」と言われました。私は「年のせいですよ。80才過ぎたら怖いものがどんどんなくなりますよ。」と答えました。
スピリチュアリズムを学んでいると死に対しての恐怖がどんどん無くなるので、このような場面でも冷静に対処できたのでしょう。救急車で運ばれた女性は、あくる日には退院することができました。
(今頃咲いてる朝顔とオクラの花)
「無常についての偈(げ)」
今日という日が終わり
またいのちが短くなった
よくよく見つめてみる
今日行ったことを
聖なるサンガよ
精魂を傾けて勤めよう
この実践に打ち込もう
深い生き方を通して
苦しみから解放され
無常に気づいているよう
人生が無意味に過ぎ去って
行くことがないように
注・偈⇒(仏教の教えの短い詩)
注・サンガ⇒僧侶の集団のこと。
ティク・ナット・ハン著「大地に触れる瞑想」より
(子供の頃遊んだ海)