光の世界からのギフト

光の世界からのギフト

私たちは光の世界からやってきて
この世を旅して
光の世界へと還る

(頑張って歩いた線路)

シャスタ山で2泊した私達はいよいよ楽しみにしていた、シャスタ山の麓にある「スタンド・バイ・ミー」という映画の撮影現場を訪れて、その下の素敵な滝モスブレー大滝に向かうことになりました。

線路には岩を砕いたバラスが敷かれているので枕木の上を歩くようにとハルカさんに言われました。時間は往復で2時間ぐらいとのことです。

私は自分の体力を過信して、トイレがないようだけど、2時間ぐらい大丈夫と水分補給を控えて枕木の上を歩いて行きました。

映画に出ている有名な陸橋で記念写真をとり、そのそばの、神秘的な高さも幅もあるモスブレー大滝を見て、滝の近くの木陰で瞑想をして素敵な時間でした。

さて帰りましょう。と、また線路を歩きだしてすぐに私は突然めまいがして足がもつれて倒れかけました。仲間が支えてくれなかったら大けがになったでしょう。

線路わきの木陰に寝かされて、はるかさんは救急車を呼んでくれました。私は今までも温泉などで、のぼせて急に意識が無くなり倒れた経験があるので、同じかなと思いました。

でも、後で調べたら水分補給が足りない熱中症でした。

仲間のヒーラー2名がすぐにヒーリングをしてくれました。胸のむかつきと意識はすぐに回復しましたが、体はまだ力がもどりません。救急隊は線路を歩いてくるので30分ぐらいかかると言われ、その間ヒーリングをしてもらいました。

救急隊員は6名で彼らが下げた搬送用のハンモックみたいなものに載せられて、30分ぐらいかけて歩きで運ばれたのです。救急車のある場所に着く頃には、私の体力は普通に歩けるぐらいに回復していたので、救急隊のリーダーが私の体を軽く調べて骨折などの異常が無いので、線路にぶつけて2センチぐらい皮がむけた手首の横の傷にクルクルと包帯を巻くだけでした。そして、いくつかの質問にはハルカさんが通訳してくれて、病院へは行かないで帰ることが出来ました。今回は旅行用保険が役にたちました。

救急隊の男性達は皆カッコよくて、特にリーダーは背も高くてイケメンで優しい笑顔の男性でした。

この滝の側の瞑想中に私はいままで会ったことがないネイティブ・アメリカンのシャーマンの横顔が視えたのです。『あなたは昔この滝の近くに住んでいたのですか?』と尋ねてみたのですが返事はありません。たくましい40代ぐらいのシャーマンでした。

帰りの車の中で、「シャーマンの姿が見えたけれどサポートはなかった。何を言いたかったのかしら。」というと私にヒ-リングをしてくれた二人が、(ヒーリングをしている時にネイテブ・アメリカンの姿が視えた。)とのことでした。

私の症状が早く回復したのは彼女達についているヒーリングガイドのシャーマンのおかげだと思います。とにかくハルカさんと仲間に感謝!そしてヒーリングガイドの皆様に感謝の出来事でした。帰国後、熱中症になったことのある知人に聞いたら熱中症になった時は激しい嘔吐で歩くことができなくて、2、3日は寝たきりだったそうです。

やはり仲間の2名のヒーラーのおかげだと思いました。

(モスブレー大滝)