今日は書棚の整理で、万葉集研究の第一人者犬養孝先生の御著書「私の万葉百首」を発見。私は史学科だったので、万葉集の勉強をする中で、犬養先生を知った。この御本は、50代の頃懐かしく購入後ずっとしまってた。万葉集から先生が選ばれた百首の本です。
先生の御本のおかげで、小倉百人一首のことを思い出した。小倉百人一首とは、選者は藤原定家、彼が小倉山の別荘で選んだ和歌ということで小倉百人一首と言われている。小倉百人一首も私には深いご縁がある。小学生の頃、小学校で6年間担任をして下さった小島先生が、国語の先生で、小倉百人一首を私に教えて下さった。小島先生は毎年お正月に、ご自宅でかるた会を開催。そんなことから、私は和歌に、百人一首に、万葉集に興味を持ったのだろうと思う。小倉百人一首はかるたで有名。
下の👇かるたが上の句の札で読み札。一句に対して読み札(上の句)と取り札(下の句)有。
小倉百人一首57番
紫式部:めぐりあいて、見しやそれともわかぬ間に、雲隠れにし夜半の月かな
小倉百人一首62番
清少納言:夜をこめて、鳥の空音ははかるとも、世に逢坂の関はゆるさじ
小倉百人一首1番:
天智天皇: 秋の田の、刈穂の庵の苫をあらみ、我が衣手は露にぬれつつ
小倉百人一首100番
順徳院:ももしきや、古き軒端のしのぶにも、なほあまりある昔なりけり
1年3組は6年間、小島先生のお宅でかるた会を楽しみ、小倉百人一首を暗記することができた。かるた会では、小島先生のお母様手作りの、忘れられないほど美味しいお汁粉と白菜漬けが出て、私達はその方が楽しみだった。そのかるた会のおかげで、60年以上たった今でも、小倉百人一首は全部暗記しているし、上の句を聴けば、多分下の句は出てくると思う。小島先生のおかげで、山手線の駅名は(むろん皆様も言えるでしょうが)池袋をスタート駅として一回り30駅言えたり、年号の覚え方も、その時代としてはかなりユニークな覚え方で教えて下さった。今日は、犬養本のおかげで、ずっとずっと昔のことを思い出しました。ブログお読み下さってありがとうございます。良い一日を!Mom
「飯野ママのGood Witch情報」
私がお世話になっているリビエラリゾート所有で大修復終了した、チャーチル卿所有だった大型ヨット「シナーラ」が、英国の専門誌主宰のクラシックボートアワードにノミネートされました。3月8日まで世界中で投票が行われるので、是非飯野ママブログ読者の皆様も、下記の要領で、投票に参加して差し上げて下さいね。下はリヴィエラから届いたニュースリリースです。
それと間違えて、自分のブログに「「いいね」しちゃった!恥ずかしいー!
【木造帆船『シナーラ』が、「クラシックボートアワード」にノミネートされました】
上の写真☝は2年前、修理修復中のシナーラの前で。イギリスから来た船大工ポール氏と、ヨット冒険家の白石康次郎さんと。私のサングラス、片方曇ってて、不思議・・・
投票は、英語ですが、非常に簡単です!
投票期間:3月8日09:00まで
・アワードへのノミネートについて。「投票のやり方」も記載あり
→ https://cynara.jp/ja/news-friday-15-january-2021-2/
・投票のやり方PDF