洪水被害のあった広島だけど、私の訪問する福山市は大したことなかったとのことで安心しました。最悪飛行機で行く方法もあるけれど,広島空港って都市部からとても離れていて遠いのね。

とりあえず新幹線で福山に停まるのがあるので、早朝発だけど、それで参ります。松創の松岡専務が広島(福山)から上京時は、福山駅まで40分ほど車でいらして始発に乗って、10時ころ東京着、大変ね。

でも広島が日帰り距離になったんですから凄いこと、以前は大阪だって一泊旅行。何てこと考えて寝たら朝寝坊した!化粧もせずぎりぎり7:10博多行きに飛び乗った、間に合ったー!朝食べなかったので、初めて朝御飯にサンドイッチ購入。結構おいしかったわ。

京都から重様も乗ってらした。一緒に福山へ。松創さんのゲストハウスで、まずお昼。今どき、ゲストハウスなんて持っていらっしゃる企業があるのねー、凄いです。みどり一杯のゲストハウスは気持ちのよいこと!美味しいお弁当をいただきました。福山一の料亭のお弁当、鱧が沢山!

デザートは地元のブドウのお菓子。お弁当をいただいてから、山の貯材場所を見学に行きます。家具を作る材料が、向こう100年間購入しないでよい、というほどの量の木材を、雨にさらし自然乾燥させている場所です。

大量の木材、これがすべて、素晴らしい家具に変わって行くのですから驚きますね。削って、塗装して、磨いて、気の遠くなるような作業を、スタッフが黙々と続けています。皆様挨拶してくださいます。

山の中の素材置き場ご紹介しますね。一枚の厚板を家具にするのもあるし、薄く紙の様にスライスして、それを上に貼る方法もあるのね。家具作り、ミラクルだと思いました。今日は高見ホールディングスの役員の方と女性幹部が一緒にいらして下さいました。

今度は加工工場へ。漆のバングルも作っていましたね。漆ってこんなに色数が出せるのよ!購入希望の方は、今月末から表参道のセレクトショップ「サンオッティ・サローネ」で販売予定、いらしてみてね。

最後に磨きをかけていますね。鏡のようなつやを出しています。高級な家具は皆艶があるヨーロッパスタイルが取り入れられてますね。松創さんは、もともとは桐の箪笥やサン、今では洋家具を主に製作。

先日東京で着物大尽の某社専務さん、桐の箪笥を注文していらした。桐の箪笥の購入考えていらしたら、松創さんご紹介いたします。メッセージにご連絡先下さいませ。

小さい鉋で細かい細工をして、最後は磨いてつやを出します。今日も勉強の一日でした。行きも帰りも、新幹線に間に合うかで、走り通しでしたが、楽しい一日でした。途中、府中までの道のりでは,川の橋が流れたり、植木が山積していたり、洪水の爪跡が残っていましたね。

この箪笥凄いでしょ!でも手が出ませんね!こういう箪笥も作っていらっしゃる。地方の優れものは、驚くようなものが多いですね。よい一日を!「いいね」よろしく。Mom