中村橋之助さんがお父上の名前中村芝翫を襲名されることになり、まだ大学生の3人の息子さんも含めて、親子4人で襲名と言う珍しい襲名披露歌舞伎に行って参りました。昨日うかがった西川流総師西川右近先生主宰の、右近塾での祇園究香姐さん講演イベント第二部です。

今日は菊の地紋の着物に、菊と宝袋刺繍の、お祝らしい帯を締めて出かけました。究香姐さんは、素晴らしい紅葉の綴れの帯を締めてらしたわ。お値段がつけられない位高価な帯と拝見しました。 流石日本一の元祇園の芸妓さんです。

今日も右近先生が全部お膳立てして下さったから、お席も最高のお席8列10番、ちょうど花道が楽に見上げられる一番のお席。その上右近先生が、歌舞伎座3階のお食事席に、御招待下さり、芝翫夫人の三田寛子さんが、右近先生にご挨拶にいらして下さると言う凄いお席でした!
襲名用に作られた緞帳も、シンプルな筆書きですがとても上品でよい感じでしょう!

今日の演目は、先ず襲名のお祝い舞踊「初帆上成駒宝船」、芝翫さんと一緒に襲名された3人の息子さん橋之助、福之助、歌之助三人が躍る若々しい元気の良い踊りでした。これを見ていたら次の出し物「女暫」出演の七之助さんが、もうベテランにみえるほどの若々しい踊り。

歌舞伎は若返った、と言うか私が年取ったのですね。ベテラン役者は、勘三郎さん、松禄さん、海老蔵さん亡きあと、、私と同年代の、菊五郎さん、吉右衛門さん、幸四郎さんしかいない。次の世代の勘九郎さん、七之助さん、今の海老蔵さん、菊之助さんが中心で歌舞伎を牽引。

そのお蔭で若い歌舞伎ファンが多いわね。だからその方達が綺麗な色のお召し物で歌舞伎見物にいらしてるから、歌舞伎座はとっても華やか。 私も歌舞伎大好きだけど、まあ年に行って2-3回。今年は来週も行くので、今年で3回ね。今週末はマキと愛之助さん観に演舞場行き。

今から何着て行こうかと二人で騒いでいます。だってレダの友人キッシーの双子のお兄ちゃまが愛之助さんと仲良しで、チケットも手配して下さり、去年同様,愛之助さんの楽屋にも行かせてくださるかもですもの、着物選んじゃうでしょう!去年は愛之助さんから名刺入れ頂いたので使ってます。

それから愛之助さんが出てらしたコマーシャル桃屋の海苔の佃煮も頂いて参りましたわ。 皆様も歌舞伎いらして御覧なさいね。そして右近塾に参加なされば、私と同じ歌舞伎座体験もできるじゃないの。そういうことを率先して自分で見つけて出て行くのよ。

人生は一回限り。引っ込み思案では損します。私のワークショップはそういうことを感じていただくため。飯野ママが70歳過ぎても楽しくポジティブに人生送っている秘訣を、ワークショップに来て下されば感じていただけると思うわ。 自分で感じ取るのよ。私は何も教えません。

だんだん秋も、終盤になってきました。お風邪など召しませんように。万全の態勢で、冬に向かいましょうね。 私は冬の生まれだから寒さは平気なの。 暑いのは嫌ね。夏の海は好きだけど。 良い一日を!Mom