ボストンからLAXへのフライトは中席しかとれず、しかも運悪くアイル側は超おデブなアメリカ人!彼のウエスト辺りのお肉が、肘掛越しに私側に垂れ下がってくる!彼もそれを感じていてずっと手を組んでいるの、それも気の毒ね。ただ手を組んでいると確かにお肉はこちら側には来ない。

そんな過酷な環境でLAXまでのフライト、でも幸いにボストン空港でのダニエル君のストーンセラピーと美睡のお蔭で、ほとんど寝ていられた。美睡、お酒を飲まない私にはとっても良く効くの。 機内持ち込みフードは、バナナ、マフィン、スプライト。全部食べて、即就寝。あっという間にLAX.

LAXは去年リニュアルしていて、かなり色々しい外観。 LAXにはジムとマキが待っていてくれて、トヨタの四駆でヴェンチュラまで一時間半。着いたらテリーが起きて待っていてくれた。テリーの家には去年のサンクスギビングの時にレダとステイ。

その時はテリーとジムの娘でレダと同い年のマリが、ボーイフレンドで自転車の生徒でもある大リーガー「バリー・ボンズ」をサンクスギビングのデイナーに連れて来ていてびっくりしたわ。マリは自転車レースでシドニーオリンピックの銀メダリスト、オールアメリカのチャンピオン、この度スポーツの殿堂入りをした強者。

でもとっても美しい良い子です。レダマキの留学時には、ずいぶんテリー一家にはお世話になった。テリーとジムは、ピピとレイラニ(テリーがハワイ好きで、つけたハワイ名)の犬2匹と暮らしています。自転車の銀メダリスト長女マリの影響で、2人ともロードバイクに夢中。

でもテリーは今は、過激なスポーツとドクターストップ。そうよね、テリーももう70歳、いまではジムだけがツーリングに出かけ、テリーは近所を一回りするくらいですって。そんな静かに,でも規則正しく暮らす二人の家に飯野親子がステイです。近所はブーゲンビリアが一杯。

一昨年までは、テリーの妹エリースが、ロスのダウンタウンでホテルを経営していたので、ずっとそこに泊めてもらっていた。でももうホテルは売ってしまい、今は何と動物園の説明員。UCLA始まって以来の優等生と言われたエリースの頭脳は、よくわからんねと、テリ―と話してます。

ちゃんと説明員になる為にはうける授業があって、それを卒業したのね。最新のポルシェカレラに乗って動物園に通っています。テリーは4人姉妹。テリーのパパは、宇宙ロケットの固形燃料の第一人者。世界中から引っ張りだこでした。

そんなパパの娘達だからみな優秀。話していると話が尽きない。最近英語を話すことが億劫になってきた私。 時々[マキ、通訳して!]と言って怒られる.[ママ聞いてなさい]と。ネイティブではないとはこういう事か。翌朝はテリーとジムお気に入りのダイナー[Danny's]でパンケーキに卵にソーセージのアメリカの朝食!!嬉しい!

アメリカではどこにも国旗が立っているのね。日本でも立っているところはあるけれど、スーパーマーケットにも、モールにも、確実に国旗が立っています。テリーの犬は小さいのがピピ、大きい方がレイラニ。明日もLAブログは続きます。良い一日を!Mom