我が家のお雛様は、私がお嫁入りに持って来た、実家の古い段飾り。父の3人の姉のお雛様の一つ。明治時代の京人形で、お顔も良いけど、衣裳もステキだった。お雛様の持っていらっしゃるお嫁入り道具も立派な塗りのお道具、大好きでした。そういえば京ちゃんも、仕舞い込んでいた自分のお雛様が見つかったので飾ったと。

でも離婚して来た時おいて来ちゃったの。後で返してほしいと言ったら、捨てちゃったと。こういうこと含めて死んだ夫は私達に謝りたいと言ったんだと思うわ。でも嬉しかったのは、2番目の夫がレダマキに、春日一刀彫のお雛様を買ってくれたの。

彼がしてくれたことで嬉しかったこと沢山あるけれど、お雛様を買ってくれたことが一番だった気がする。でも最後はひどいことされたから、こういう素敵な事も皆忘れちゃうのよね、残念ね。お雛様買うのなら、コンパクトにしまえる春日一刀彫のお雛様と心に決めてた。上の写真は岬に持ってるわたしの立雛です。

主人の姉が奈良のお土産で、一刀彫立雛を買って来てくれたの。でもその頃丁度猫のアーニーが死んだので、アーニーのお棺にそれを入れて一緒に旅立たせたのでなくなってしまった。その後小さい立雛を買って、岬に置いてます。汚れたので修理に出して綺麗にして貰った。

家には大内雛ともうワンセット、小さな木彫りのお雛様セットもあります。木彫り雛が好きね。春日一刀彫の具足もある。 男子いないのに、マオの為にレダが買ってきた。男の子いなくてもマオがいるしね、こういうものは楽しめばよいのでは?お子さまいなくても、女の子がいなくても、男の子がいなくても、お雛様も、具足もお買いなさいな。ワクワクします。良い一日を。