我家でただ一人のサラリーマンレダは、長い休日は必ず海外へ行きます。いい事ね!違うカルチャに触れることはとっても必要。今年になって、バルセロナ、NY,パリ、ハワイ、今回のシンガポール、ヴェトナム。新しい友と知り合い、他国の歴史を知り、刺激を受けて帰ってきます。


今回はシンガポールのF1観戦。その日のシンガポールの新聞はF1写真と一緒に、日本ラグビー勝利の写真を掲載。ヴェトナムは初めて訪問のレダ。ヴェトナム戦争でめちゃめちゃにされた国が、立ち直ってたらしい。一国の内乱に介入したアメリカの責任は大きい。戦前のヴェトナム生活に戻っているのでしょうか?


レダは戦後の立ち直ったヴェトナムへ初めて行ったわけですから、注文したアオザイが一日で出来たのに驚いたり、フォーが美味しく毎日食べたりと、ヴェトナムのステイを楽しんできたようよ。ヴェトナムに暮らす日本人の多さ、それの影響で、片言の日本語が氾濫してたそうです。



予定してた友人に会えなくなり困っていたら、即、日本の友人千沙子さんから、ヴェトナム在留の友人紹介が有ったりと、世界は狭くなっているわね。千沙子さん、母娘でお世話になりました。千沙子さんは、元Dアイかおるちゃんの紹介!かおるちゃん、千沙子さんにお世話になったの、よろしく。


それでは、レダの沢山のお土産ご紹介いたしますので、お楽しみくださいませ。まずはF1観戦で行ったシンガポールで,,日本ラグビーの勝利をF1の写真とともに伝えた「The Straits Times」を持って帰って来た。それにF1入場券、リー・クワン・ユーが作った新生シンガポールの50周年記念のF1。


TWGのティとカラフルなマカロン、色がとっても鮮やか! そしてDFではエスティローダーの化粧品。日本ではとっくに廃版になっているエスティ・ローダーの口紅「ローズティ」色があったと買って来てくれた!嬉しいな!この色現役時代ずっと使っていた愛用の口紅。


次は、ボンママンの大瓶のジャムや、ルバーブジャム、嬉しいな!ヴェトナムトだと日本の半分でボンママンジャムが買える。 ヴェトナムの手刺繍のハンカチ、ドレッサー用のクロス、眼鏡ケース,貝のスプーン、刺繍のコースター、乾燥機の柔軟剤と洗濯用の色移り防止シート、メープルシロップ、木のお箸、ヴェトナムのスパイス、スイーツ、普段使いのスコッティの紙ナプキン等々、とにかくこれだけ買っても、本当に安いと感激.。


初めてのヴェトナム旅行は意義深かったようでした。あのヴェトナム戦争の記憶がまだ残る日本は、戦争をするかもしれない国になりました。私も戦争を知りません。 でも戦後の山手線で、手や足の無い傷病兵の方達が、募金箱をもってまわっていたのは鮮明に覚えています。プライド高い日本の兵隊さんには耐えられない屈辱的な事だったでしょう。心が痛みます。


池袋や、新宿や、渋谷のガード下で、戦争で家族を失った、私と同じ年くらいの裸足の薄汚れた子供たちが、片寄せあって寝ていたのも覚えています。毎朝粗末な服の男子が、家に納豆を売りに来て、納豆大嫌いな半分外人の母が、でも毎日納豆を買っていたのも覚えているわ。


こんな幼児記憶が戦争を知らない私にも残っているのです。戦争が生む国家の傷の手当てもろくに出来なかった日本の戦後。その上巨額の税金投入でのオリンピック開催、東北震災の、原発事故の後始末さえまったく出来ていない日本政府の 今回の法案成立はどうみてもおかしい、そう思いませんか?


既にある日本中の沢山のアリーナを使ってのオリンピック開催で良いと思うわ。それこそ世界に日本が発信すべき今の日本らしい東京オリンピックの姿だと思う。福島で未だ仮設住まいの方達に、時々衣料品をお送りしていますが、その送り先住所は「幼稚園跡」というのよ、涙が出ませんか?。


ヴェトナムを思って、ちょっと今の日本に腹が立った飯野ママでした。最後にレダがヴェトナムで注文して一日で作ってくれた手刺繍生地のアオザイをご覧くださいね。美しいブルーです。Mom