東京も良い天気で、幕張メッセまでは快適なドライブです。いろいろお花も咲いているけれど、沈丁花の香りがどこでも香っています。駐車場から歩いていたら、キンカンの木も実がなっていました。

幕張メッセ食の展示会『FOODEX』の「日中のお茶のイベント」へ行ってきました。日本のお茶事は静かで、物音一つしない静寂の中で行われますが、一方中国のお茶事は超エンターティメント、太極拳茶、歌茶、子供茶と、お客を楽しませるためのお茶事です。

裏千家千葉支部の皆様によるお点前、中国人のお弟子さんも袴をはいて、参加されてます。一方中国から来日の中国茶の皆様は、3人3様、それぞれのお茶手法を紹介すると言う感じの、エンターテイメントです。

MC兼通訳のマキが進行するイベント。お茶好きの私が行かねばと、行ってまいりました。まず最初は中国お茶事。 最初に登場したのは中国衣裳を着た若く美しい女性。お茶をたてるマナーは日中似ている。お茶に敬意を払い、ゆっくり進めていくまでは同じ。

でも中国茶の最初に登場の女性は、途中から美しい声で歌を歌い始めます。 そして入れたお茶を、お客様に、提供します。次に登場したのは可愛い6歳の女の子。 静かなマナーでお茶をいれます。そしていれたお茶を、やはりお客様に召し上がっていただきます。

ここまでは、歌を唄うのを除いては、大体日本のお茶と同じ静かな動作です。しかし3番目のお茶は、やはり精神統一してからスタートという時点では、他のお茶と変わりませんが、ここに太極拳の仕草が加わり、じょうろのような長い水差しで、お茶碗にお湯を注いでいきます。

中国のデモンストレーションはここまでで、ここからは、日本のお抹茶のお点前が展開されます。両国のお茶事を比べてみると、両国とも、陶器のお茶碗の冷たさで、お湯を冷まし、お茶碗を温めてから茶葉にお湯を注ぎます。

お茶碗は中国茶の方が、ずっと小さいわ。お茶器だけを見ると、中国茶の方が繊細ね。でもその精神は、日本茶の方が繊細に思える。楽しいイベントでした。皆様も良い一日を!Mom