WinーWinに関係が築けるのに。。。
※この記事は昨年6月に書いた記事をリライトしています。
久々に東京の事業本部で夜9時まで仕事をしていた宮野です。
おはようございます。
弊社の東京本部は、赤坂(TBSの赤坂サカスの近所)にあるんですが、地下鉄の駅は溜池山王を利用することが多いかな。
赤坂駅ももちろん近いけど。
でも、東京って不思議なところ。
だって、駅にこんな人もいるんだから。。。
では、本題。
先日、あるエステサロンに行ったときのこと。
スタッフさんが「宮野先生、○○万円のコースが売れました」って話をしてくれました。
でも、そのコース、一番低い金額のコースなんですね、そのお店で。
そこで、わたくしは聞きました。
「○○が売れたのは良かった!でもさあ、その1個上のコースは、勧めなかったの?」って。
そうしたら、スタッフさんはこう言いました。
「お金がないから~みたいなことをお客さんが言われていたから」って。
実は、わたくしも経験があります。
前職の企業信用調査会社にいたとき、営業の仕事もしていました。
年間150,000円の情報誌を売っていたのですが、15万円ってサラリーマンの当時のわたくしにすれば、べら棒に高い。
だから、「値引きします!」とか言って、営業していたんですね。
でも、値引きすれば、会社は儲からない。
歩合も減る。
お客さんは、ちょっと喜ぶ。
まあそれでもいいと思っていました。
しかし、ある時、当時の社長がこう言いました。
「あんたの財布事情で営業すんな」と。
相手は経営者。
ましてや、自分(経営者)の財布やなくて、会社のお金で情報誌は契約するわけ。
だから、財布は痛まないし、そもそも普通の経営者にとって150,000円はたいしたお金じゃないと。
そんなもんかなと、当時はあまり深く考えなかったけど。
でも今になって、分かるんです。
相手の財布事情を心配して営業する必要はないって。
高いと思えば、お客さんは値引きを要求してくる。
だから言われもしないのに、こちらから値引きをしたり、金額の低い商品を提案する必要はないと。
商品に自信があるなら、高いもの(自分にとっては)でも、ちゃんと提案すればいいんです。
それが、お客さんにとっても良いこと。
よく言うじゃないですか?
安物買いの銭失いって。
わたくしも、去年、安い3万円くらいの中古パソコンを買って、いまだに使わず(動作が遅いからイライラする)です。
3万円、損しました(笑)。
高いものには、それなりの理由があるんです。
現にお客さんも安い高いの判断基準とは別の次元で、「良いものが欲しい」と思っています。
だから、自信を持って「コレがお客様にはオススメです!」って提案してください。
会社が儲かれば、あなた(スタッフさん)の給料もアップするんだから。
ねっ、頑張ってね~!