ベトナムで褒められる。 | ザクロえびのケセラセラ

ザクロえびのケセラセラ

ベトナムで三年間日本語教師従事後帰国、
2017年に20歳離れた年上の日本人の旦那様と結婚し、
ドタバタ結婚生活が始まる。
心の成長を目指す ザクえび の徒然日記。

お隣の国、

韓国では先生を褒めるという。


テストの解答用紙に、

先生はいつもきれいですとか、美しいとか、

私の能力は低いので考慮してください

とか、

さすが成績重視の国と思ったことがある。


ベトナムでは解答用紙に書かないまでも、同じく先生をよく褒める。


休み時間に学生に会うと、

「先生、きれいですね。」


授業中に、

先生、かわいいです。

センスがいいです。

目がきれいです。

色が白いです。

声がいいです。


形容詞の会話練習で、


ー ○○先生はどんな人ですか?

ー 足が長くて、親切で、熱心で、ハンサムな人です! 


学生達は、

語彙が少ないからだけど、

覚えたての、ほめ言葉を

連ねてくれる。


学校にかぎらず、

町の店のおじさんたちも、


「Nguoi Dep(美人さん)。何を注文する?」

「こんにちは。Nguoi Dep!」


というように、Nguoi Dep グオイ リャップ:美人 という言葉が飛び交う。


褒められることの少ない日本で、

きっとどこかで私を受け入れてくれる国があるはずだ。

という想いを密かに抱き、

世界にでた。

遠い地中海まで行かなくても、

アジアで女性を褒めてくれる国あり!

(韓国も結婚するまでロマンティックだと聞いたことがあるけど。調査中。)


富士山だって、数億人の人からきれいきれいと言われているから、

あんなに美しいんだとラジオで聞いたことがある。


私は『ブスブスいってたらブスになる説』の信奉者だ。


言葉には言霊があるのだ。


裏でいろいろ言われてようとも、


お世辞だとわかっていても、

悪い気はしないのである。


日本人の男性も少しは見習うべきだ。


そうしたら、

人間関係も、

人生ももっと明るくなるはずだ。


ところで、「きれいですね。」と言われたら、なんと答えるか。

日本人なら、

「いえ。いえ。そんな…。」

と謙遜するだろう。


ベトナム式では、

「どうもありがとうね。」と言う。


なんてスマート。


かっこいいではないか。


最近では、私も「どうも~!」なんていって、いい気になっているのだ。


(※ベトナム人も、人によってはもちろん謙遜するけれど。本心はどうだろう。自分撮り大好きですから。)

{4A6D46B6-D4D9-4E9C-BC79-BEC2BA68D7E1:01}

{A76B1613-4891-4F81-ABA0-5FDAF40135CF:01}

ベトナムのキュートな女子達。