今日は勉強をするぞ!!と心に誓っていたのに、見つけてしまった鴨居まさね「ジベルばら色」。

ジベルばら色 (クイーンズコミックス)/鴨居 まさね
¥440
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本当に好きな作家さんだと本棚の何処に収納するかなんて関係なく買ってしまいますね。

「発売日以来他の書店では見つけられなかったのに、今日出会えたこと、これは運命?」

「たった1冊しか置いていないということは今が買い時?」といろいろ自分の中で芝居がはじまり、

でもこの脳内会話は「そうよ!!」の一言で1秒以内で終結し、レジに直行(要するに限定ものに弱いので、自分のほしいものが如何に貴重であるかを自分に説得して購入に至るのです)。


さて、待望の鴨居まさねの新刊。

まずうれしかったのは、今回の読みきりの主人公が前作「オぉジョオします」に出てきた登場人物と

リンクしていたこと。ほとんど話しにからんではきませんが、自分が以前読んだマンガの人物が他の

作品に登場してくると、そのキャラクターに親近感がわいてきます。

例えると、毎朝同じ電車に乗っている人を全然違う場所で見かける感覚でしょうか。

あっこんなところに来る人なんだーという感じですかね。

話それました。


今回の作品を読んで改めて思ったのは、鴨居作品に出てくる人物はそのほとんどが魅力的だということ。

はじめにきっついおばちゃんやおっさんが出てきたら、大抵主人公は「ありえない」ともだえて拒絶反応を全身で表したり、口をあんぐりあけてキャパオーバーになります。

でも、その理解しがたい行動にそれなりの意味があることがわかったり、成長があると、

最後は苦笑しながら、その一部を受け入れるのです。

主人公の受容が相手の全てではなく一部というところも現実的でいいなと思うし、

この世界はいろんな人を受け入れてくれるやさしい場所だと少し安心もします。


先日再放送があったBSマンガ夜話「ハチミツとクローバー」の回でいしかわじゅんさん(大月さんだったかも)が、

羽海野チカにしても、以前取り上げた鴨居まさねにしてもこういうマンガ家と

そのマンガを読む人がいるということはまだまだマンガって捨てたものじゃないと思う

というようなことをおっしゃっていました。その言葉が意味するところとは違うかもしれませんが、

私も彼女のマンガを好きだと思う人がいる世の中ってまだまだ捨てたものじゃないと思います。


このクスっと笑えるユーモアと愛に満ちた作品をたくさんの人に読んでもらえたらいいな。

オぉジョオします (クイーンズコミックス)/鴨居 まさね
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