昨日、とある出来事で
気落ちして帰宅した夜
ベランダに出たら
ずっとずっと、つぼみのまま
咲かなかった子が
小さな黄色の花を
開かせていた
一気に励まされた私でした
みんかの色…と私は思っている
「黄色」のマリーゴルドちゃんを
4月のみんかの命日に
近所の無人販売の
お野菜を売っているコーナーに
見つけて
(野菜だけじゃ無くお花も
売ってるの見たの初めてでした)
私の色「赤」の
ポーチュラカさんと共に
購入した
どちらも春から夏にかけて
どんどん咲く
育てやすいお花だと思うけど
その2つを合わせて
寄せ植えをしたが
引越しで
土地の環境が変わったせいか
どちらも花が無くなって
しまっていた
しばらくしたら
赤い花は逞しく
お花をつけてくれて
それ以降、どんどん咲いたが
黄色ちゃんは一向に開かず
でも蕾は増えている
つぼみの期間が長い長い
このまま、つぼみのまま開かずに
終わってしまうのかな…と
ずっと寂しく思っていた
それが
2ヶ月も経った
いよいよ昨夜
可愛らしい黄色いお花を
咲かせたのでした
かわええ
寄り添う赤と黄色のお花
朝ドラでも
植物学者のお話しですが
私は植物の素晴らしさを
いつも感じてます
みんかのお父さんは
若い時から
盆栽が趣味で
お庭にいっぱい
鉢植えを並べていました
みんか夫婦と娘ちゃんが
一緒に住むことになり
二世帯住宅を建てることになり
お父さんの盆栽は
厳選された少量の鉢にされて
しまった
自家用車を停めるスペースに
少なくなった植物を並べて
お父さんは
大切そうに育てていた
時は経ち
みんか夫婦は残念ながら
離婚することになり
夫と娘は
その広い家から
出て行ってしまった
みんかの夫の車は
無くなり
そしてお父さんも高齢になり
車を手放したら
スペースが出来たので
またお父さんは
たくさんの植物
盆栽だけでなく
紫陽花がいっぱい増えて
みんかが亡くなってしまった後に
私が持参した紫陽花も
大切に育ててくれている
娘が先に亡くなってしまうという
苦悩も植物のお世話があることにより
生きがいと、癒しがあるお父さん。
離婚後の
みんかの
2階の窓からは
紫陽花ガーデンのような
綺麗な景色が広がっていた
みんかに
紫陽花が綺麗だから
うちに遊びに来て〜
と誘われていたが
みんかの家は
モデルルームみたいに
とっても素敵なのに
私は何だか落ち着かなくて
その家には
あまり訪問したくなかった
新築時ともう1回行って
その後は訪問せずに
外で会っていて
次に訪問したのは
5年は経過していた
みんかの離婚直後でした
久しぶりに入った
広い綺麗な部屋には
よく手入れされた
観葉植物が多くあり
みんか、植物を育てるんだ〜
と印象的でした
私は人間も、動物も、植物も
好きなのですが
みんかは生き物は
好きではないので
植物を育てるのも珍しいな…と
思ったのです
きっと
離婚後の大ショックを
植物たちが
癒してくれていたのだと思う
観葉植物は
もしかしてお父さんからの
プレゼントだったのかな?
自分が惹かれて買ったのかな?
今は聞くことが出来ない
みんかがいなくなったら
私は細かな聞きたいことが
いっぱいです…。
(それまでは定期的に会って
聞けていたからね)
みんかのその家は
下にみんかの両親が住んでるから
気になるってわけでもなく
なんか落ち着かない感じで
その頃にだけ友だちだった
今はどこかに消えてしまった
不思議ちゃんの友人に
心配な幼なじみがいる件を
伝えたら
その友人は
土地に対して家が重すぎるから
土地がうっとおしがって
「前髪が目にかかっていて
鬱陶しい」という感じで
手で髪を払っているような動きをした
「重いから人にどいて欲しい」
らしい
だからご主人は
出て行って、娘までも
出て行ってしまったと
出来れば、みんかも
出て行った方がいいけど
それは難しいので
土地の四隅に清酒をまいて
「よろしくお願いします」と
お願いすると良い
など、アドバイスされた
私は若干…自覚している
それらの感覚はあるので
やっぱりその家が苦手なのは
やむなし…だと思った。
家に歓迎されていない感じ
みんかの家には
小学生の時に毎日のように
遊びに行っていて旧家は
とても居心地の良い家でした
同じ土地でも
家を変えると変わるのね
みんか曰く
お隣さんも、反対隣りも
お向かいさんも
立派な家に建て替えていて
そして
皆さん、、娘が離婚して
出戻っていると。。。
土地…磁場?場所によって
いろいろあるよね
土地に対して
めいいっぱい大きな家は
そこの土地には適さなかったらしい
そういうこと
きっとある
みんかは
そんな目に見えないものは
全く興味ないので
もちろん
土地に清酒をまいたりも
しなかったが
そんな話しは
信じないが
その数年後に
再婚することになり
すごい勢いで家を人に貸して
その家を出ることになった
私はその土地についての
友人の話しに
とても納得していたので
家を出られて良かった〜
これできっと
みんかは幸せに
人生を再スタートできるわ
と、みんかの突然の選択に
驚きつつも
期待しか感じでいなかった
そのアドバイスをくれた
不思議ちゃんな友人は
みんかの写真を見せてって
言うので、見せたら
その時のみんかは
前髪を重めにしていて
後ろ髪も長く伸ばしている姿
だったので
「重いけど、切れないんだろうね」
髪もばっさり切った方が良いらしい。。
…
話しそれまくりですが
植物に戻って
みんかは
再婚した相手のマンションに
必要最低限の荷物しか持たずに
お嫁に行った
あの観葉植物たちは
全て、家を借りてくれる人に
譲ってしまったという
(1つくらい持っていけ〜)
再婚して、2年後に
みんかが亡くなってしまい
お線香をあげに
再び訪問させて頂いた時にも
部屋に一つも
植物は増えていなかった
植物が好きだと
感じなかったとしても
自然と
離婚後のダメージが
超キツかった時には
みんかは多くの
観葉植物に囲まれていた
再婚相手も
みんかに似た性質があり
植物など興味がない人
もし、新居に1つでも
生命力あふれる
部屋の空気を浄化してくれる
植物があったら。。
2人は喧嘩が絶えなかったので
その荒っぽい気に
植物は枯れてしまったかもしれないが
2人を癒し
穏やかにしてくれたかも
しれない
とても残念です
いろいろ
何もかも残念だけどね。。
私の家に20年以上ある
何度も天井まで達する
「幸福の木」の挿し木を
みんかにプレゼントしたいと
思っていたのにもかかわらず
枝を切るタイミングではなく
あげられてなかった
というか、挿し木である程度
育ってから鉢植えにして
あげたいと思っていたので
何年後かにあげられると
思っていたんだけど
(勝手に死んでしまうなんて)
幸福の木はこれまで
3度、花を咲かせていて
みんかが突然死んでしまい
奈落の底に落とされた
どん底気分の春に
7年ぶりに咲いてくれて
やはり私は励まされた
その花は
お線香をあげに訪問した時に
持参したお花に
こっそりと忍ばせた
植物の力は本当に
すごいので
もし
死にたいくらい
絶望感に襲われている方が
いましたら
植物に興味が無い方でも
どんな観葉植物でも
お花でも良いので
生きている植物を
一つ購入してみてください
よく、植物を枯らしてしまうから
買わないって人がいるけど
枯らしてしまった経験が
あったとしても
気にせず
次の植物に
助けてもらってください
きっとあなたと
相性の良い植物があるからね